スタイリングとヘアケアの違いとは?
箕面駅前美容室ファインモーグル宮島です。
「普段のブロー(スタイリング)はどんな感じにされていますか?」とか「ヘアケアはどんな感じに?」とか、家で髪に対しての手入れをどのようにおこなっているかってことを聞いたりすることはよくありますが、スタイリングとヘアケアを混同してしまって、何がどうなのかよく分からないって方も意外に多いので、今日はそんな話を書いてみたいと思います。
スタイリングとは
まぁ、スタイリングと聞くとパッとイメージが湧いて欲しいところではありますが、分かりやすく言うと、ドライヤー、ブラシ、アイロン、あるいはワックスやスプレーなどを使って自分好みに髪に動きを付けたりして、人からの印象をよくすることと言えます。カッコイイとかカワイイとかね。
寝癖付けたままでは外出はできませんし、髪がカッコよく決まっているほうが一日ワクワクしますもんね、それがスタイリング。
スタイリングはコツさえつかめれば、簡単に見た目の印象を大きく変えることができます。家で数分から数十分髪を触るだけで印象をガラっと変えれるという意味では即効性があるとも言えます。
ワックスやムース、ヘアスプレーなどはスタイリング剤に分類され、スタイリングをするために使うものであります。スタイリング剤と後に出てくるヘアケア商品の分類は少しややこしいかもしれないので、詳しくは美容師さんに聞いてみるのがよいかと思います。
ヘアケアとは
ヘアケアは髪の形を作るわけではなくて、髪の状態をよくしたり、状態の良さをキープしたりするために行います。一般的に皆さんが知る代表的なヘアケアがトリートメントをすることかと思います。
具体的には、ツヤのない髪に対してツヤを出すようなヘアケア、乾燥しやすい髪には保湿を心がけるようなヘアケア、もつれやすい髪に対してクシ通りをよくするヘアケアなどがあります。傷んだ髪を元の傷んでいない状態にすることはなかなか難しいことかと思いますが、「ツヤ」「保湿」「クシ通り」はちゃんと心がけてなるべくいい状態をキープしておきたいところですよね。
ヘアケア商品はトリートメントのほか、ツヤ出しスプレーやヘアオイル、バームなどがあります。スタイリングのところでも書きましたが区別がややこしいかもしれないので、自分の髪にはどういうものがいいのか、美容師さんに聞いてみるのがいいかと思います。
あと、ヘアケアはスタイリングと違って、パッと変わるって性質のものではなく、努力の積み重ねっていう側面もあります。効果がすぐには出なくても、毎日怠りなくやっていきたいのがヘアケアとも言えますよね。
というわけで、何となく違いが分かって頂けましたでしょうか?どっちを心がけてどっちはおろそかにするってわけではなく、両方をちゃんと理解した上で、しっかりとしたヘアケア、スタイリングを心がけてほしいと思います。