パーマがかかりにくいって、どうすればいいんだろう~?
「パーマがあたりにくいんですが・・・」なんて前置きされてパーマに来られるお客様がなぜか多いような気がします、最近のファインモーグル。
そんなこと聞かされると、ちょっとしたプレッシャーを感じてしまいますが、それと同時に「よっしゃ!やったろやんけ~」なんて闘志がみなぎってきます(笑)
で、今日はそんなパーマかかりにくい髪質の話。
個人的見解ですが、パーマがかかりにくいって人ってパッと見た目ではあまりよくわかりません。例えばこういう髪質だったらかかりにくいよねってそんな単純なものではないと思います。
だた何となくこんな人はかかりにくそうって感じることはあります。長いことやってますのでww
剛毛の人
剛毛の人は髪の内部にあるキューティクルの層が多くてしっかりしているので、パーマ液が浸透しにくいと言われています。
パーマ液が髪にしみこまない感じですね。剛毛だからすべての人がかかりにくいってことではないのですが、確かにそういう人多いと思います。とりあえず剛毛だと警戒しますよww
細い、猫毛の人
剛毛の人はキューティクルの層が厚いからって書きましたけど、細い人は細い人で、中にキューティクルがしっかり詰まっているって髪質がの人がいて、そういう人はパーマがかかりにくいです。
剛毛もかかりにくい、細いのもかかりにくい。どないやね~んって感じ。この細いけどかかりにくいって言うのはなかなか見破れず、美容師側も油断しがちなのでちょっと手強いですね。
こんな場面にも何度も遭遇していますが、「・・・・・」ってなります(笑)
超健康毛
少しくらい髪が傷んでいるって人のほうがパーマがかかりやすいと思います、人にもよりますけど。
健康毛の人は健康で抵抗力が強く、パーマ液を弾いていくって感じ。かかりにくい!
あと白髪が多い人もこのパーマ液を弾くって感じします。白髪もちょっとかかりにくいかな~。
パーマがかかりにくい場合の対策は?
まず美容師として僕が一番助かるな~っと思うのが、以前かかりにくいことがあったとちゃんと申告して下さることです。
美容室に行くとまずカウンセリングから始まると思うので、しっかり伝えて下さいね。できる範囲細かく教えてもらえるとめっちゃ助かります、はい。
もちろんそういうこと聞かせてもらえるとそれに対して対応するので、きちっとパーマかかる確率がぐっと上がるはずです。
あっ、もう何度も同じお店でしているって方は大丈夫だと思いますよ、ちゃんと把握しているはずなので・・。
あと、デジタルパーマやエアウェーブを使うとかかりにくいって人でもしっかりかかるといわれています。
デジタルパーマは、パーマ剤を使う一般のパーマの作業工程に、更に熱加工も加えたホットパーマの一種です。熱も加えることで髪に形状記憶力を与え、パーマのかかり具合を強くすることができます。このデジタルパーマの施術工程は、同じホットパーマの「縮毛矯正」に良く似ています。矯正力や髪の痛み具合に違いはありますが、デジタルパーマはくせ毛を直毛に変える縮毛矯正の「ウェーブ・カール版」とイメージしてもらえれば良いでしょう。
エアウェーブは『エアウェーブ』という専用のマシンを使い、ロッドにつないだチューブから空気を送ってウェーブのベースを作り、温度と髪の水分量をコントロールして美しいウェーブを作る『新・形状記憶』システムのパーマです。
扱っているところとそうでないところがあるでしょうが、美容室で相談してそんなのを使ってもらうっていうのもありかもしれませんね。
それと、普段の注意点としては、日常使っているシャンプーやトリートメントにシリコンなど髪の毛に膜を張るようなものは使わないほうがいいと思います。
髪が化学成分の膜で覆われているとパーマはやはりかかりにくくなってしまいますよ。パーマが結局かからなかったってことを避けるためには、この点は注意が必要です。ヘアケア商品は気軽に美容室で相談してね。
というわけで、今日はこの辺で。
実は今日のブログ、パーマが”あたる”ではなく”かかる”と表現してみました。ちょっと関東っぽくねww