市販のカラー剤で黒染めしてはいけない3つの理由
箕面駅前美容室ファインモーグル宮島です。
やっとこさ高校卒業して好きなカラーリングができるってことで、そんなお客様にもたくさん来て頂いています、今日この頃(^^)
そんな嬉しそうな顔を見る反面、就職や就活で逆に髪を黒くしないとダメって人もいて、なんだかちょっぴり悲しそう・・。
まぁ、仕方のないことなのかもしれませんけど・・。
今日もそんなお客様に来て頂きましたよ。そんなお客様。美容室で黒染めをするという、何ともいい選択をしてもらいましたね、うんwww
実は「黒染め」を甘くみてはいけないのですよ!
市販のカラー剤パッと塗って、時間置いたらシャンプーして終わり!安上がりだし美容室行く手間も省けるからラクじゃん☆
確かにそうかもしれませんが、黒染めを自分でやってはいけません、落とし穴がたくさん待っています。Σ(゚д゚lll)ガーン
市販のカラー剤(黒染め)はパワーが強力
ドラックストアに行くとたくさんのカラー剤が売られていますが、中には放置時間が10分でOK~!なんて商品もあります。
「10分でOK~!じゃねーよ!」って思わずツッコんでしまいそうになります、わたくし。
放置時間が短い=薬剤が強い
例外もありますが、これはほとんど当てはまります。カラーリングして明るくなった髪は少なからず傷んでいます。なのにその上に強いカラー剤使うとさらに傷みの原因になります。
明るくするのは傷みそうで、暗くするのはそうでもないってイメージを持っているって人もいるかもしれませんが、そんなことはありません、チョイス間違ったらエライことです。黒染めだって傷むもんは傷むのです。
ムラがでる
自分の髪を自分で染めるのによっぽど自信のある人はもしかしたら違うかもしれませんが、大抵自分でカラーするとムラがでます。染まってるところと、そうでないところがでるってこと。
そうなると次に黒ではなく、ちょっと明るめにしたい!って思ってカラーリングしても、そのムラはなかなか消えません。ってか、残る可能性大!
あっ、はっきり”かばい”ますけど、これを美容師さんのせいにするのはちょっとかわいそうですよ。自分で染めてムラムラにした自分を責めないと。
だからハナッからそんな冒険はしないことです。
黒染めの後はしたくても明るくならない
市販の黒染めに限らず、黒染めすると次に明るくしたいってときにとってもなりにくいって言うのは、知っている人も多いですよね。
これも基本的に美容師が悪いわけではありません、全国共通のあるあるです。
いつも行ってる美容室でなら前回黒染めしたことは把握できているはずだし、使った染料も記録してあるはずだから、市販の使った後に来られるより格段に作業がしやすいし、ある程度明るくコントロールしやすいです。(難しいことに変わりないけど・・)美容師孝行とはこのことかもしれませんねww
そういう意味でも市販は避けるべき。
もし万が一、市販の黒染めしたあとに美容室行って明るくしたいときでも、最低限ちゃんと「いついつ黒染めしました!」と大きな声で申告だけはしましょうね。知ってても明るくするのには苦労するのに、美容師がそのこと知らなかったらまずうまくはいかないと思います。(この場合、ちゃんと申告しても希望の色にならないことも大いにあります、あしからず)
「黒染めからの明るく」の黒染めは美容室でする方が格段に「明るく」のコントロールはしやすいのですよ。後々のこと考えるとやはり美容室で。
たった一度の過ちが・・・
たった一度「まっ、ええか」って軽い気持ちで市販の黒染め使ったことが、後々長い間尾を引くってことも多々ありますからね。
しっかり後々のことも考えて下さいまし☆