美容室で「安くして~」はアリかナシか??の話
箕面美容室ファインモーグル宮島です。
たま〜にですが料金を値切られることもありまして〜ww。まぁ、とやかくブログに書く問題でないのかもしれませんが、今日はそんな話。
美容師は時間が対価
いつも言っていることなんですが、美容師の施術は”時間代”です。お客様の髪を希望通りにするためにかける時間に対価を頂いているのです。なので、「元手がかかっていないのに」みたいな言い分は見当違いかと思います。元手がかからなくってもお代を頂けるために修行しましたのよん。
サロンは料金ではなく「仕上がり」に満足してもらうというスタンス
で、この前の電話での問い合わせ。「チャチャっとでいいから料金安くなりませんか??」というのを頂きまして・・。
まぁ、時間が対価なら時間をかけなければ料金が安くなるっていうのは理屈としてアリなのかもしれませんが、ほとんどの美容師さんは「ならチャチャっとやってくれるところでお願いすれば?」と思うはずです。
例えばドラえもんを書くとします。20秒で書くのと2分で書くのとどちらがクオリティーが高いですか?と聞かれれば2分に決まっていますよね。
それと同じで美容の仕事もそれなりの時間を掛けなければ満足してもらえる仕上がりはできないですし、料金がウリの美容室は別だと思いますが、それ以外のサロンは料金ではなく「仕上がり」に満足してもらうというスタンスなので、こういう事例は大抵のサロンでは受け入れてもらえない美容師さんの嫌がることかと思います。
美容室は「安くして~」となかなか受け入れてくれない業種
ちなみにですが、わたくしこういうことを”言われる側”としていろいろ経験しましたので、自分が料金を値切るってことは基本いたしません(てか普通ほとんどの人はそうだろねw)。ただ例外は「どうぞ値切って下さいマシ」っていうスタンスのお店。「現金値引き」で検索したらちらほら電気屋さんの名前が出てきますが、そういうスタンスで運営していらっしゃるんならOKかと。料金交渉が定番のお土産屋さんとかそんなんもありかと。
値切るというのは相手側が「どうぞ値切って下さい!」って場合のみがいいのではないかと思います。それ以外のところでやってしまうと色んな意味で損することはあっても得することはありません。仮に料金が安くなったとしてもね。
現に先ほどの「チャチャっとでいいので~」の人は話がまとまらずお断りしましたし、今後またうちのお店のサービスを受けたいと思っても行きにくい空気がが出来たし・・(まぁそれでも値切らないなら来てくれたらうれしいけどww)
というわけで、美容室というのは「安くして~」となかなか受け入れてくれない業種かと思います。どうしても安い料金で施術してほしいなら安いお店を探すしかありません。ただ、「安い=施術が早い」となることがほとんどなので仕上がりのクオリティーが下がるリスクには注意が必要です。