パーマのオーバータイムって?あまりいいことではないって件
箕面駅前美容室ファインモーグル宮島です。
パーマをあてるとき、ロッドを巻き終わって薬剤付けて、その後ある程度放置時間を置いたら、ちゃんとあたっているのか数本ロッドを外してみてチェックします。まぁ、料理でいうところの”味見”みたいなもんですかね。
もちろん、わたくし含め美容師さんはそれなりの経験から「よしOK~!」とか「もうちょいかな?」とか判断するのですが、たまにお客様から、「しっかり持ちも良くあてといてほしいから、もうちょっと置いといて!」なんて言われることがあります。
「わかりました!じゃあ!」って言いたいところなんですが、これ、
長く置いといたらしっかりあたる
ってものではないのですよ~!
放置時間間違っちゃうと、パーマが綺麗にあたるどころか、傷みも出るし髪全体のまとまりも悪くなります。放置時間のちょっとしたミスで、「全然希望通りのスタイルにならなかった~!」「髪傷んだ~!」なんてこともあるのですよ。
こんな状況になることを美容室ではオーバータイムって呼んでいます。でこれ、人それぞれの髪の状態によって放置時間も変わってくるので、さっきも言ったようにそれなりの経験が必要になってきます。
だからね、そこはしっかり任せておきましょうね、美容師さんに。オーバータイムは”百害あって一利なし”ですよww
健康毛の場合
あまり傷んでいない髪の場合、パーマ1剤の放置時間は10分から15分くらいです。なかなかあたりにくいって髪質の人は場合によって20分くらいって場合も。
皆さんが注意することは20分以上過ぎているのに放ったらかしにされてること。まぁ基本的にそんな状況まずないとは思いますが、そんな場合に出くわしたってときはすぐにスタッフ呼んで大丈夫なのか聞いてみて下さいww
髪が傷んでいる場合
髪がかなり傷んでいる場合はパーマをしないって選択肢も考えておきましょうね。で、まぁこれくらいならって場合は希望のスタイルによってパーマをあてるのですが、髪が傷んでいる場合の放置時間は健康毛の人に比べて短く、5分くらい置けばもうOKって人もいます。
ここで勘違いして欲しくないのは、先ほどの例のように「放置時間が短かったからパーマあたってないんじゃない??」ってことです。髪に傷みがある場合は今言ったように5分くらいでOKって場合も大いにあるので、何度も言いますがそこはちゃんと任せましょう~。
というわけで、今日はパーマのオーバータイムについて。パーマのオーバータイムは基本”1剤”の話なので、放置時間終わってテストでカールをチェックしてみてOKだったら、2剤を付けるって行程がまだ残っています。
覚えておくと便利かも?パーマの行程
パーマって大変ねww でもこれからの暑い時期はパーマがいいかもね(^^)