箕面駅前美容室ファインモーグル宮島康記のブログ

小さい子供にバリカンを使うときの3つの注意点

   

箕面駅前美容室ファインモーグル宮島です。

「バリカン」って散髪屋さんのイメージですが、僕ら美容師でも結構使う場面が多々あります。

ショートスタイルにしている人の襟足のムダ毛を処理したり、男性の刈り上げするのに使ったり。

あと最近は2ブロックにする男性も多いので、そのスタイルのサイドの部分はバリカンでガサっといきます。

男性を中心に最近すっかり定番になったスタイル、2ブロックってこんなの

そんな僕らからすると便利なバリカンですが、実は苦手って人もいらっしゃって、今日もカットの最中「ちょっと苦手やね~ん」って言われました・・。

もちろん、そういう方に無理には使いません。遠慮なく苦手って言ってくださいまし(^^)

でも、よく考えたら子供さん(男の子)をカットしているとき、嫌がる・・というか”こそばがる”子供に対して「はい!もうちょっとだけ!我慢我慢!」って声かけながら使ってたりするなぁ~www

そこちょっと矛盾してますが、ご愛嬌(^^)

皆さんも子供さんをカットした経験があるって方もいるかもしれませんが、なぜ子供はバリカンが苦手な子が多いのでしょう?ってそんな話。

くすぐったい

まず一つが先ほども書いたように”くすぐったい”って理由があります。

大人になると特にそうでもないって人がほとんどですが、子供の頃は肌が敏感なのでくすぐったい感覚があります。

対策はできるだけうなじなどに直接バリカンを付けないように、コームや自分の指を間に挟んで間接的に使うとくすぐったいってことはないのでそうするようにしています。

ただ、どうしても直接バリカンを子供の肌に付けたいときもあるので、そんなときに先ほどの「はい!もうちょっとだけ!我慢我慢!」が発せられますww

痛い

くすぐったいだけならまだいいのですが、痛いと感じる子もいます。バリカンが古かったり、強引なバリカンの使い方をするとそうなります。

長年バリカンを使っていると、どう使ったら痛いのかって感覚的にわかるのですが、もしお子さんなどに使う場合は痛くないかこまめに聞いて注意を払いましょう。

トラウマ

バリカン使ってイメージ変わるくらいスッキリ切って、次の日学校行くと「なんだその頭!」みたいに友達に言われて、それ以来

「バリカン使う=ダサいカット」

と思いこんでしまうパターンがあります。

そうなると大人になるまで、その子に対してバリカンは使えない、いわゆる”トラウマ”になってしまうことがあります。

大人同様、子供の間でも2ブロックにしたり、アシメ(左右非対称なカット)にしたりと色んなスタイルがありますが、

  • バリカン使う云々の前に、今子供の間ではどんなスタイルが流行っているのかしっかりリサーチする。
  • お子さんはホントにバリカンを使って刈り上げたりするスタイルをしたがっているのかしっかり確かめる

ことは考えてあげる必要があります。

あっ、あとできたスタイルは褒めてあげる。これもとっても大事なことですよ。

バリカンは便利だから、つい”ガッ!”といっちゃいがちになりますが、慎重にね。

ってわけで、今日はこの辺で。

ちなみに僕が使っているのは

 

の2つ。どっちも使いやすくて気に入ってます。

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