着物の種類、振袖と留袖の違いについて簡単にまとめてみた
箕面駅前美容室ファインモーグル宮島です。
先日こんなこと書いていまして
この中で今年度の成人式の予約はもう一杯で受け付けていないって言ってたのですが、今年に入って急にキャンセルになった方がおられました。
カナシ・・・。
ですので、万が一まだ成人式の着付やセットをどうするかお決まりでない人がいたら1名受付ています、ってそんな人いないか・・。
お知り合いなどでいらっしゃいましたら、どうぞお気軽にお問い合わせをm(__)m
ところで、成人式に着る着物ってほとんどが振袖(ふりそで)なのですよ。
知ってますよね。
それに対してもう一つよく聞くのが、留袖(とめそで)です。
女性の方なら違いってよくご存知かと思いますが、こと男性だと何が違うの??って方がとっても多い!
ですので、今日はこの振袖と留袖の違いの解説。着物の種類ってもっとたくさんあるけど今日のブログはこの2つの違いだけに絞て書こうと思います。
さっきも言ったように女性の方はほとんど知っているかと思うのでテキトーに読んでくださいましww
振袖と留袖の違い
何となく、振袖って若い女性が着るもの、留袖はちょっと年配の女性が着るものってイメージがあるんではないでしょうか。
まぁ、そんな認識で基本はOKなのですが、ちょっと違いが・・。
それは結婚しているか、そうでないかによって変わってくるのです。
振袖
未婚の女性が着る一番の礼装で、袖(腕にかかる部分)が長いのが特徴です。
成人式だと皆さんまだ20才だから未婚の人が多いので振袖がほとんどってことになりますが、もちろん未婚であれば何歳になっても着てOKです。
では逆に既婚者が振袖を着てはいけないの??
例えば成人式に出席する人でも、もう既に結婚しているって人もいますよね。
考え方いろいろですが、絶対にダメってことはないと思います。ただ、周りへの配慮はしっかりしないといけないですよね。
こんな意見が
既婚でも成人式には御友人と同じ様に振袖を着たい気持ちは解りますので着られたら良いと思いますが。
もし、我が娘が仮にその立場なら、娘の嫁ぎ先の御義母様に伺ってから着物の準備を致します。
厳しい言い方をしますが、息子の嫁が晴れの席で未婚の装いをすることを心良く思う母親は少ないのではないでしょうか?
婚家との関係を良く保ちたいなら、先に御義母様に振袖を着る事を了承していただいてからの方が良いですよ
上記の引用は先日のブログにも載っけさせてもらいましたが、全くこの文の通りかと思います。
ちゃんとした配慮は必要ですよね、それさえあれば既婚者の方でも振袖ってアリかなと思います・・。成人式ならありだけど、年齢にもよるか・・。
留袖
振袖が未婚の女性なら、留袖は既婚女性が着る一番の礼装です。
想像して分かりやすいのは、結婚式で新郎新婦の母親が着ている黒い着物です、あれが留袖。
そのままですが、その留袖を黒留袖って言って、ちょっと落ち着いた感じの着物になりますね。それ対して、黒じゃなくいろんな色の色留袖があります。
振袖に比べて、どちらも袖が短かく、模様もちょっと地味目なのが特徴。
黒はなんとなくおばあちゃんや成人した子供のいるお母さんなど、ちょっと年配の人が着るってイメージで、まだ若い20代から30代くらいの既婚女性は色留袖を着ることが多いかと思います。
ちなみに色留袖は未婚女性も着ることもあります。未婚でもちょっと振袖は・・って方もそれなりにいらっしゃるんですよね。
まとめ
- 振袖 未婚の女性が着る礼装
- 留袖 既婚の女性が着る礼装
着物姿の女性をあまり見かけなくなった昨今ですが、成人式や新年会、パーティなど1月は着物姿を目にするのも多い時期だと思います。
振袖と留袖の違いを分かった上で着物姿を見ると見方が変わるかもしれませんね~(^^)