箕面駅前美容室ファインモーグル宮島康記のブログ

美容室で使うオキシって??知っていると”ツウ”ぶれますw

   

fashion-212463_1280箕面駅前美容室ファインモーグル宮島です。

昨日のブログで、美容室でカラーする大きなメリットの一つに、

一人のお客様でも薬剤を使い分けたりして細かい仕事をする。

みたいなことを書いたのですけど、

美容室でカラーすることのメリットを挙げる

その中でも今日はオキシ(2剤)のことにちょっとだけ触れていきます。

カラー剤は塗布する直前に「1剤」と「2剤」と混ぜ合わせて調合します。

簡単に説明しますが、1剤は明るさと色味を決めるもの。

これぐらいの明るさにしたいとかこんな色味(赤系や黄色系など)にしたいってときに、どれをチョイスするのかっていうのは1剤の違いです。

それに対して2剤は元の髪色からの明度を上げるもの。

黒髪から明るくしようとすると、まず元の黒髪の色を抜いて明るくしないといけないんだけど、それをするのが2剤の役割。

カラーを塗布すると、

「まず2剤の効果で髪色が明るくなっていき、その後選んだ1剤の明度、色味に変化していく」

と、簡単にいうとそんな感じ。

で、市販のカラー剤では(美容室のもだけど)1剤の種類はたくさんあります。ドラックストアの商品棚見ても色んな種類がありますよね。明るめだったり暗めだったり色味もいろいろありますよね。

これに対して、2剤は全部一緒。

市販のカラー剤で2剤の使い分けはありません。(のはず)

でも美容室ではその2剤も数種類使い分けているのです。

リフト力(髪が明るくなる力)が上がるものと、そこまで上がらないもの。

リフト力が強いとやっぱ傷みが出やすくなるし、かと言って弱いとお客さんの思う色にならないかもしれない。

リフト力の強いものをオキシ6%、弱いものをオキシ3%なんて言ったりします。

ちなみに市販のカラー剤はリフト力の強いのを使っています。

まぁ、一般の人にとってはそんなことどうでもいいですよね。綺麗に染めてくれりゃそれでいいと思うのですが、結構細かくやっているんですよ。ってまぁプロですからねww

美容室でオキシ6パーとか3パーとか言うと”ツウ”ぶれますww

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