レイヤーとシャギーの違いをまとめてみよう
箕面美容室ファインモーグル宮島です。
先日、カウンセリングのときは専門用語を使わないほうがいいですよ。という話を書きました。
お客さんが専門用語の意味を勘違いして覚えていらっしゃる場合が結構多いのがその理由。レイヤーって??と聞かれてもよく分からないのに「レイヤー入れて!」と言ってもどうなるのかよく分かりませんよね。
で、今日はいきなり「レイヤーとシャギーの違いは??」と聞かれましたので上記のブログで割愛したこの違いを書いてみようと思います。しっかり意味を把握したならカウンセリングで「レイヤー入れて!」もありかと思います。
レイヤーとは
レイヤーとは髪にだんを入れることを言いますが、だんの種類のひとつです。だんというのは「レイヤー」とその他もうひとつ「グラデーション」という種類があり、大まかに言うとだんはこの2種類だけでほとんどのヘアスタイルは成り立っています。
レイヤーは顔を真正面から見てトップの髪とサイドの髪を真横に引きだしたときにトップの髪のほうが短い状態を言います。ちなみにグラデーションはその逆でトップのほうが長いだんになります。
説明を聞くより見た方が分かりやすいと思うので、良かったら下記をクリックして下さい。
ちなみにレイヤーとウルフに違いはありません。レイヤーをしっかり入れるとウルフカットというイメージですが、それでOKだと思います。レイヤーを入れると髪に動きが出て立体感を出すことができるし、全体的に軽い雰囲気を出すこともできます。その反面跳ねたりまとまりにくくなったりするリスクもあります。
シャギーとは
シャギーは毛先を軽くするために削ぐようなカットのことを言います。美容師さんによって解釈に違いがありますが、「髪をすく=シャギー」でもあてはまると思います。
レイヤーもシャギーも髪を軽くするための技法なのでごっちゃになりがちですが、
- レイヤーはだんを入れること
- シャギーはすくこと
と覚えておけば間違いありません。というわけでご参考に。
ちなみにシャギーのイメージは下記をクリックして下さいマシ。シャギーはこんな感じをイメージする人が多いと思います。