この時期多い黒染めのあれこれ。黒染めは大変です・・
箕面美容室ファインモーグル宮島です。
春の卒業シーズンのなると派手~なカラーをオーダーされることも多いのですが、それと同じくらい多くなるのが「黒染め」。
黒染めをしてテンションアップで帰って頂くお客さんってなかなかいらっしゃらないので、こっちとしてはヒジョーに残念でツライのですが・・。まぁ新社会人として就職など事情があるので仕方ありませんよね。
というわけで、ちょっと知っておいてほしい黒染めの話。
元の色によって色落ちが激しい場合がある黒染め
黒染めにも「真っ黒」から「自然な黒」まで多少レベルの違いがありまして。ご本人の希望にもよりますが、大抵黒染めをする場合「自然な黒で」となるわけです。
ただ元々の色がブリーチなどでかなり明るいといった場合、「自然な黒」では色落ちがとても早い場合があります。そんなときは染めたときにかなりインパクトの強い「黒」になることがありますが、色落ちのことを考えて仕方なくそうする場合もあります。ゴメリンコw
元々の髪がかなり明るい(ブリーチなど使用で10レベル以上くらい)場合、黒染めでも色落ちがそれなりにすると思って美容師さんに相談しましょう。
次に明るくするのは難しい黒染め
先ほど元の髪色が明るい人は黒染めでもそれなりに色落ちすると書きましたが、基本的に黒染めは一度染めるとなかなか色落ちしにくく、次に明るくカラーしようとしても思い通りの色にならないことがよくあります。
黒染めしたあと明るくしてっていう相談は日常茶飯事で頂きますが、黒く染めたあとはしばらく普通の明るいカラーは基本できないものと思っておきましょう。
ただ、何とかしてくれと足を運んでくれたお客さんを放っておけないのも美容師の性ww。
できる限り希望を叶えようとするわけですが、そのとき必ずお願いしたいのはいつくらいに黒染めをしたのか美容師さんに申告すること。この申告がないとほぼほぼうまくはいきませんので必ず分かる限りの詳細を伝えましょう。
黒染めした髪を明るくする方法は2つ
黒染めした髪を明るくする方法はおおきく2つ
- ブリーチ
- 明るめのカラー剤
ブリーチはそれなりに明るくできるのはもちろんとして、最近のカラー剤は黒染めの髪を上から塗布しても明るくなるものもあるので、美容師さんに相談するといいでしょう。
あと脱染剤というのもあって、
ブリーチは元々髪の毛に含まれているメラニンと、今まで髪に施してきたカラーの人工的なメラニンの残りの両方を分解する力があります。それに対し脱染剤は今まで施してきたカラーの人工的メラニンは分解することができますが、元々髪の毛が含んでいるメラニンは分解することができません。
まぁ、聞き馴染みのないものですが、これを使っても黒染めを明るくすることが出来ます。これも美容師さんに相談するといいでしょう。
というわけで・・
まぁ、方法がないわけではないのですが、黒染めをすると次に理想の髪色にするのは大変と覚えておいて下さい。とは言え「やりたくってやるわけじゃない!!」って聞こえてきそうですが・・・ww