黒染めが嫌われる３つの理由
箕面美容室ファインモーグル宮島です。
今日は白髪に関してのお話。あなたは今の黒染めで満足ですか？？・・・・・。
よく言っていますが、白髪を綺麗に隠すように染めるとなると黒かもしくはそれに近い色にしないといけません。明るく染めると薬剤は髪の色を抜く（明るくする）ことの比重が高くなり、髪に染料を入れる力が弱くなるため白髪がきっちり染まりきらない可能性があります。
ただし黒あるいはそれに近い色で染めることでの弱点がいくつかあります。
黒は重い、好みでない
まずひとつは見た目・・。これは人によって感じ方それぞれですが、黒が重く見えるとか好みでないって人はやはり多いと思います。最近はボブっぽい重めのスタイルが多いのが現状ですが、カラーで髪が重たく見えるというのはちょっと・・って人はまだまだ多いと思いますね。
染めた後自由に色が変えられない
黒にすると次に明るくしたいと思ったとき自由に髪色を変えられないというデメリットがあります。
元々の黒髪を明るく染めるのは特に問題ありませんが、黒く染めた髪を明るくするのはなかなか染まりにくく思った色にならないというのは毛染めの特性です。
そういうカラー剤の特性は黒く染めるときには知っておかないといけませんね。
白髪が目立つのが意外と早い
黒く染めると根元の白髪が目立ってくるのが早いというのが挙げられます。
これは黒あるいは黒に近い色で染めている人は実感している人が多いと思います。黒に染めた方が綺麗に白髪は染まるのに、白髪が目立ってくるのは早いとは何とも皮肉なものですよね。
まぁ、そういう意味である程度明るく染めると今言ったデメリットが解消できるのではないかなと思います。
白髪は黒く染めないと・・。と思うマダムも多いわけですが、白髪が染まりにくいというデメリットがあれど、メリットも多いわけなので検討して下さいマシ。
写真は最近染めさせてもらったマダムのお写真。
ブリーチしてアッシュ系に染めたダブルカラー。白髪を隠すのはこんなのだってOKなのです。ってまぁ極端か・・ｗｗ