常連さんの髪の長さを覚えているのはなぜ??
箕面美容室ファインモーグル宮島です。
カウンセリングで「前回の長さくらいでいいですか~?」は、長く来て頂いている常連のお客様によく言うセリフです。カンセリングが面倒ってわけではありませんが、「前回の長さでOK?」「はい」で済むのはお互いにとってメリットもあります、話が早いってわけ。
で、先日とあるお客様に「お客さんが前回切った長さってすぐ分かるものなのですか?覚えているんですか?」と聞かれましたので、それに答えてみようと思います。
まぁ、常連さんなら大体は覚えているんですが、明確に覚えていない場合でもこうすればほとんど分かるって話。
まず期間で推測する
髪は1か月に約1cm伸びるので、単純に1か月経っているなら1cm、2か月なら2cmと推測することができます。常連のお客さんなら前回いつカットに来られたのか?それを控えさえしておけば前回の長さが分かります。
この方法は初めてカットするご新規の人にも有効で、「前回いつカットされましたか?」って聞いてその情報からおおよその長さを推測するわけです。美容師さんに「前回いつカットしましたか?」って聞かれるのはこのためです。
あと、場合によってはカラーしたあと根元の伸び具合でも考えることができます。前回カラーとカットを同じ日にしたとして、そこから例えば1か月経っていたとすれば根元1cmの新生毛と既存毛の色が違います。そうすると伸びた長さが一目で分かり、「前回くらい」がすぐに分かります。
位置でも確認する
前回のカットの時期を確認し、その後前回切った長さを部位の位置で確認します。「前回は肩ギリギリの長さでしたね」といったふうに「耳たぶが見えるくらい」とか「耳が隠れるくらいの長さ」など、鏡で見たときのサイドの長さをお客さんに確認すればほとんどそれ正解!って具合になります。
まとめ
というわけで、こんな感じで前回の長さを推測確認するって話でしたw。
通常はカルテというものを使っていまして、一人一人のお客さんの施術状況がすぐ分かるように書きこんでいます。なので、それを見て色んなことを確認しながらお客さんの施術をしていくのですが普通です。今回の話は覚えていないって設定での話でしたが、基本的に重要なことはすべて書いているので、
ある程度常連のお客さんの長さは覚えているけど、覚えていなくてもカルテに書き込んでわかるようになっている
という話でした。