”要領がええなぁ”と”手ぇ抜いてるは”紙一重かも
美容師だけに限ったことではありませんが、なんでも”こと”は要領よくいく方がいいと思います。ただ、一歩間違えば単に”手抜き”と思われてしまうことがあります。日曜日のひとときにそんな話(笑)
例えば
- お客様の施術に関して必要なものがあったからそれを準備した。準備時間はただしまってあるものを出すだけ。
- でも結局それは使わなかった。
- で、他のお客様があとでそれを使う予定だから直さずそれをそのまま置いておいた。
- でもまだしばらくの時間はそれを使わない。
この場合、一旦それを直してまた準備して、の時間がムダだからそのままにしていた方が要領がいいのか?
それとも、まぁ後で使うからそのままでいいか。ってことで放置しているのが手抜きなのか?
難しい判断で、ケースbyケースだけど・・・。
ちょっと例えが漠然として分りにくかったかもしれませんが、こういう場面で実際そのまま放置していたときに、明らか手抜きに感じてしまいます。
仕事し始めてしばらくは言われた通り頑張るし、自分で考えてミスのないようにしっかり努力するんだけど、ちょっと慣れてくると要領を覚えてきます。
もちろん上記にも書いたように、要領よくするってことは必要なことなんだけど、その要領がいつの間にか手抜きに変わっちゃってるってそんなことはよくある話です。
- カット後、お客様の頭に切った髪があまり付いていなかったから、シャワーで流さなくても大丈夫だろう。
- パーマ巻き終わった後、数本の巻き残った髪を発見したけど、仕上がりにはさほど影響がないから放っておいても大丈夫だろう。
- カラーシャンプー、今お店が混んでるからちょっと早めに終わらせよう。
手抜きが当たり前になってくると、こんな風に要領ではなく手抜きが発展していくことも考えられますよね。
手抜き美容師に自分の髪を任せたい!なんて思う人はいません。
お客様のためには手間を惜しまず、親身になって考え行動できる美容師になろう!