白髪染めをやめてしまう場合、どうしていけば問題点が解決するのか
箕面駅前美容室ファインモーグル宮島です。
「白髪染めを止めることにしたい・・。」こういう意見はたまに聞くことがあります。いつも言っていますが、ちょっとでも若く見られるには、
- 髪に適度なボリュームがある
- 髪にツヤがある
のともうひとつ、一番大切な要素として、白髪を染めるってことが挙げられます。白髪があるとそれだけで老けて見える、当然それがイヤで大多数の人が白髪を染めようとするわけです。
ですが、そんな人の中には、「もう見た目も気にしないし、白髪染めが面倒だからやめたい」って考える人もいます。ちなみにですが、ファインモーグルにお越しで最年長、御年96歳のお客様も今年に入ってとうとうカラーリングをお止めになった・・。ちょっと寂しいですが、そういうときもくるのですよね・・。
で、全体が自然な白髪に一瞬でなるのならいいんですが、カラーリングをやめても根元は白髪、毛先はカラーリングの色って状態がしばらく続きます。何となくですが、そっちのほうが見た目が悪い・・。
ずっと白髪染めをしていたのを、突然やめるとなると仕方ないのですが、ちょっとでも見た目の悪いその状態を緩和する方法を挙げてみたいと思います。
髪を短くする
白髪染めをやめて髪を伸ばしていると、根元に生えてくる髪は自然な新生毛が生えてきますが、毛先のすでに毛染めをしてしまっている既染部はそのままでは自然な元の髪に戻りません。放っておいても仕方がないので、自分の許せる範囲、思い切って切りましょう。
既染部をすべて切ってしまわないと自然な状態には戻りませんが、だからといって坊主頭にするってわけにもいかないと思うので、できるだけってことでね。伸びたらまた切って、を繰り返しているとそのうち既染部がなくなるはずです。そのとき出来るだけショートカットにすると早く既染部の髪がなくなるってわけです。
ちなみにですが、白髪頭の年配の人にショートが多いのは、冒頭に挙げた若く見える要素「適度なボリューム」「ツヤ」のどちらもがロングだと外れてしまうからです。白髪を染めないんだったら、せめてボリューム(ロングだとペチャっとしがち、パーマが必須になるが、髪が長いと普段の手入れが大変)のこととツヤ(白髪ではそもそもツヤ髪に見せるのは難しいので、ショートにして緩和)に関しては意識するようにしてほしいと思います。まぁ、簡単に言うとショートのほうが若々しく見えるってわけ。
帽子を被る
既染部をすべて切り落とすのにも時間がある程度かかりますから、その間は外出時には出来るだけ帽子を被るようにしてみましょう。直接的な解決法ではないかもしれませんが、気になる部分は隠してしまえばいいって考え方も利用するべきです。
カラートリートメントを使う
すでに染まっている毛先の部分とそうでない根元の部分の差を軽く緩和しようというのがこの作戦です。お風呂場で使うカラートリートメントは元々そんなにキチっと染まることがないし、色落ちもけっこう早いものが多いので、ボヤけさすイメージで使うと気になる度合いが少し減るかもしれません。
ってわけで、カラーリングをやめるとき意識しておきたいこと。まぁ、できるだけカラーリングは続けて、若々しくいて下さいませ(^^)