サービス業があえて喋りかけないことも接客と言えるのではないか?
箕面駅前美容室ファインモーグル宮島です。
今朝たまたまテレビを見ていて、タクシーの車内や美容室など、1対1で接する、あるいはその可能性のあるサービス業で、「あえて会話をしないようにすることについて」みたいなことをやっていた・・・。
「美容室 会話」とかそんなワードで検索すると、「美容師さんとの会話が苦手だ」とか「うざい」「面倒」「そっとしておいてほしい」といった声がずらっと並ぶ。洋服屋さんでも、店員にあれこれ説明されるより、黙ってじっくり商品の品定めをしたいと考える人も多いと思う。同じことで美容室でも、雑誌をじっくり読みたいとか疲れているからそっとしておいてほしいとか思う人もーたくさんいるかと思います。そう考えるとあえて「しゃべらない」のも接客の1つとも言えますわな・・。
ちなみに先日ブログにも書きましたが、美容師がお客さんにしゃべりかけるのには理由があって、単におしゃべりが好きな人や空気読めない美容師さんは除きますが、美容師がしゃべりかけるのはその人のことを少しでも知りたいから。公務員などヘアスタイルにNGが多い職種もあるので、どんな仕事をしているか聞いておこうとか、水泳が趣味なら髪を濡らすことが多いとか、アウトドアが趣味なら帽子を被ったりすることが多いんじゃないかなとか、そんなことを知っておきたいからです。
ただ、今日のテレビのように「しゃべらないこと」を意識している美容室も増えてきているというのは何となくわたくしも実感していました。だってさっきも書いたように、ネットでこんなにも苦手だ!嫌いだ!って言われたらね・・ww
ちなみに写真は実際ファインモーグルで作成して使っているお客さん用のカルテです。普段はここにそのお客さんの施術状況などを書きこむのですが、初めて来て頂いたお客さんにはこういうちょっとしたアンケートを記入してもらうようにしています。
もう結構前から「静かにゆっくりと過ごしたい」って項目を設けて、実際チェックを入れた方はスタイルのカウンセリング以外必要最低限しか会話しないように心がけていますのよ。今日のテレビでもそうだったし、わたしたちも皆さんが思う以上にその問題については考えているのですが、「必要以上にしゃべらない」という美容室もどんどん増えていくんじゃないかな~なんて個人的見解ですが思ったりします。
ただしただし!下記のタイトルにもありますように、自分の髪質などを分かってもらって、最大限美容師さんにヘアスタイルをいいようにしてもらうにはある程度のコミュニケーションも必要です。難しいですねww。
美容師がしゃべりかけてくるのを、めんどくさがらずに答えるのはメリットだよ!
美容師さんと必要以上にしゃべらないのは気分的にラクだけど、ちゃんとコミュニケーション取るほうがヘアスタイルはいいように運ぶはず・・。どっちを取るべきか・・www