髪を梳く(すく)ことのデメリットとは!とにかくすけばいいってもんじゃないのだ
箕面駅前美容室ファインモーグル宮島です。
「髪を梳く(すく)」ことに対してのこだわりというか、髪が多いのがとにかくイヤで「徹底的にすいてほしい!」みたいな人は一時に比べてずいぶん減ったのでないか?と思います。以前はカウンセリングでしょっちゅう言われましたよ。「とにかく髪をすいてね!」って。
なぜそういう人が減ったのかって、元々の髪の量が少ない人が増えたから??いやいや、そんなことはありませんww やはり一番の理由は、
デメリットがそれなりにあるから
ではないでしょうか。そのことを理解したって人が増えたんではないかと思います。
というわけで、髪をすくとどういうデメリットがあるのか?そんなことを今日は書きたいと思います。ただし最初に言っておきますが、髪をすくのは悪いことではないし、メリットもたくさんあります。程度を考えようってことが言いたいだけです。
髪をそれなりにすいて満足のいくヘアスタイルができているなら問題ありません。ただ、髪を結構すいているんだけど、なんかスタイルがしっくりこないって場合は、その”すく”が原因かもしれませんので、そんな人は少し”すく”ことを少し見直してみてもいいかもしれません。
クセが出やすくなる
くせ毛だ!ってっ人は、髪をすくとそのクセが出やすくなります。言葉変えると目立ってくるとも言えます。クセが出て跳ねたりするのがイヤって人はあまりすきすぎず、美容師さんと相談しながらきちんとした毛量調節をおススメします。
クセがそんなにないって人も、髪をすくと跳ねやすくなったりもします。髪の動きを出したいって人はすくとそれはそれでメリットとなるのですが、「髪の動きが出る」と「髪が跳ねる」は紙一重なので、気を付けましょう。
広がりやすくなる、ボリュームが出やすくなる
髪をすくと綺麗におさまるって感じる人もいます。適度な毛量調節ならそうなるのですが、一歩間違うとボワっと広がります。
男性が短く切ると髪が立ち上がりやすくなるっていうのは何となく想像できますよね。髪をすくってことはランダムに短い髪をたくさん作るってことになるので、そうなると立ち上がりが出やすくなります。結果ボリュームが出やすくなるってことになります。ボリュームがほしい人にはいいんですけど、そうでない人はうかつにすきすぎないように注意しないといけませんね。
まとまりにくい
今までの説明で、何となく「動き(くせ)」が出たり「ボリューム」が出たりと、髪をすくと無造作なヘアスタイルっぽいのが出来そうだなって感じた方もいらっしゃるかもしれませんね。確かにその通りなのですが、無造作なヘアスタイルはキチンとまとまりのあるスタイルとは真逆にあるため、ボブのようなまとまりのあるスタイルに髪をすくことは適しません。
ボブ以外でも、髪を綺麗にまとめるほうが好きって人は、あまりすきすぎてはいけませんよ。
まとめ
髪の多さに悩むって人も多いと思いますが、単に髪をすくと解決するってものではありません。細かい毛量調整はプロである美容師に出来るだけ任せるほうが、全体的なスタイルのバランス、仕上げやすさなどうまくいくことが多いと思います。
とにかくすけばいいとは思わず。バランス的なものを重視するのが、結果的にいいことだと思います。