大阪のオバチャン。実はパンチパーマではなく、それっぽいパーマだった件
箕面駅前美容室ファインモーグル宮島です。
先日、九州出身で現在はここ箕面にお住まいの女性のお客様が、「私ももう少しおばちゃんになったらパンチパーマをあてることになるんでしょうか?」「大阪のおばさまはみんなあててらっしゃいますもんね。」なんていうから、大阪のイメージは昔っからなかなか根強く張り付いてるもんやな、なんて思いましたww
面白い、ノリがいい、ボケツッコミ、声が大きい、歩くのが早い、値切り上手、などなど大阪って色んなイメージを持たれますが、そんな中、
豹柄を身にまとったパンチパーマのオバチャン
のイメージもよく持たれてると思いますのよ、オホホww
ただ、パンチパーマも豹柄も実際のところどんどん少なくなってきているようで、僕の行動範囲でも豹柄パンチパーマのオバチャンはそんなに見かけないってのが現実ですが、美容師として一言。
パーマに関して、実際はパンチパーマは”っぽい”ってのが正解で、ホンマにパンチパーマのおばちゃんはほぼいません。
・・・そんなキチっとしたこといわんでも~、もうあれもこれもパンチでええやん。って思いますが、まぁ一応・・ww
パンチパーマとは
パンチパーマは、パーマ剤を使う一般のパーマに更に熱による形状記憶を加えた「ホットパーマ」のうち、ロッドよりも細い丸型アイロンや多角形アイロンで熱を伝える「アイロンパーマ」に分類されます。パンチパーマは強く細かいカールをたくさんかけて、髪を短めに揃えたスタイルです。頭部が丸っぽいシルエットになり、一見シンプルな髪型に見えますが、実 際は形と方向の揃ったカールを何百個も作らなければならず、きれいに仕上げるためには大変高度な技術が必要とされるパーマスタイルです。
パンチパーマは理容室で男性がするのが一般的で、美容室ではパンチパーマをメニューとして施術しているところはほとんどないと思います。僕も20年以上この世界にいますが、一度もパンチパーマを施術したことがありませんし、できません。しかも最近では理容室ですらメニューとして”やってない”ところも増えているそうです。
だからオバチャンがもしそうしようと思ったら、わざわざパンチパーマのできる理容室に行かないとできないのですよ~。男性が美容室に行くことはあっても、女性が理容室にいく割合はグッと低くなります。
グラフお借りしました。グラフによると男性が美容室に行くのが約23%に対して、女性が理容室にいくのは約3%。さらに女性が理容室に行く割合を年代別で見ると40代はなんとゼロ。20代30代も少なく、逆に10代(約5%)と60代(約10%)が少しだけ高めになっています。まぁそれでも少ないけど・・。
10代がちょっと多いのはお父さんに連れて行かれるっていうのが理由ですよね、皆さんも経験があるかと思います。対して60代が多いのは顔剃りがしたいって人がそれなりにいるのが理由です。美容室では扱わないカミソリ・・。
お友達の宝塚、山本丸橋の理容室「アイデアル」の理容師吉浪愛子さんに話を聞くと、結婚式など何らかのイベントに招待されたとき、お顔剃りもして綺麗にしたいってことがきっかけだったり、眉の手入れなんかも年齢を重ねるうちに見えにくくなって「自分の眉がよーわからん・・」ってことで、美容室から理容室に行くご年配が増えるそうです。
で、パンチパーマのことも少し尋ねましたが、パンチって感じでとらえる(パーマする)わけではないけど、アイロンパーマのお客様はいらっしゃるそうです。細めのアイロンパーマをパンチパーマというのか違うのかは微妙・・。パンチに見えるのはみえるけど・・。
まとめ
って訳で話まとめると、パンチパーマは一般的に理容室でのメニューで、美容室でパンチパーマはほとんどやってないので美容室に行ってるオバチャンはパンチパーマではないです、強くあてて”っぽく”見える人はいるけれど・・。
グラフからも分かるように理容室に行く女性は少なく、お顔剃りが目的などその中でもみんながみんなパーマするわけでもないので、
大阪のオバチャンがパンチパーマである確率は限りなく低い
のであります。ただホンマもんのパンチパーマではなく”っぽい”て人はそれなりにいますかね、まさにそれこそが大阪のパンチパーマのオバチャンのイメージwww
ってわけで、今日は何回パンチパーマって打つねん!!ってくらいパンチパーマって書きましたので、しばらくパンチパーマとは打ちません、打ちたくありませんwww
今日紹介した宝塚の理容室「アイデアル」の吉浪さんもとっても面白いブログ書かれるので、こちらもチェックよろしくです。
宝塚市山本丸橋・女性理容師サロン☆ヘアサロンアイデアル☆ のブログ