ショートのブロースタイルはこうやってブローするのだ
箕面駅前美容室ファインモーグル宮島です。
今日久々にファインモーグルにご来店頂いたマダムが、熱心にブローのうまいやり方って言うのを僕に聞いてきてくれましたので、その場で話したことをここでもう一度おさらいしたいと思います。
そのマダムの完成したのが上記の写真。ショートヘアのマダムはこういうサイドが綺麗に後ろに流れるようなブロースタイルをされる方が多いので、美容師を目指す過程で必ず練習しないといけないスタイルです。
で、こういうスタイルの場合、髪質によって大きく仕様が変わります。
髪が直毛の場合
髪が直毛だって人の場合は、髪を流すようにブローするのにちょっと苦労しますんですよ。直毛の髪にちゃんとカールを付けていかないといけないから。
髪をある程度乾かした後、写真のようなロールブラシなどを使って髪にカールを付けていきます。直毛の人の場合は僕ら美容師でもちょいと苦労するのですよ。まぁ、苦労するっていってもそこはプロなので綺麗にカール付けてブローするのですが、ご本人は次の日からは自分でしないとダメなので大変。なのでそういう人はパーマが必須になってくるのですね。
手入れの簡単なフワっとしたパーマあてると、手ぐしだけでもそれなりに毛流れ出るし、ブローも簡単になります。
イメージがそんなによくない言葉ですが、いわゆる「おばちゃんパーマ」って言うのは、皆さんのイメージのおばちゃんパーマよりもうちょっとだけパーマをゆるくあてて、ブローで綺麗に毛流れを作ってあげれば、素敵な毛流れのスタイルに変身するんですよ。
髪がくせ毛の場合
元々くせ毛の人は同じスタイルをするにもパーマが必要ないって場合も多々あります。上記の写真のお客様もクセがある方で、特にパーマをしていません。
で、こういう方のブローの場合はもう既にカールがついているので、”カールを付ける”って意識よりも一度”クセをしっかり伸ばすようにブローする”ってのがポイントです。
先ほど紹介したロールブラシも使って最後にはカールを付けたりもするのですが、ある程度乾かしたあと、まずはクセをブローで伸ばすことを優先します。クセの方の場合はブローでしっかり伸ばしても直毛のように真っ直ぐにはなりません。しっかりクセを伸ばした後で必要なカールをつけることで、仕上がりが上記の写真のように完成するのです。しっかり伸ばしたあとでも直毛の人に比べてカール付けるのはやりやすくて簡単!
ちなみに僕がくせの人の髪を伸ばすのに使っているブラシはこんなの。
まとめ
ショートのブロースタイル(髪を流すようなスタイル)は
- 直毛・・ロールブラシなどでしっかりカールを付ける、それが難しいならパーマが必要
- くせ毛・・ブラシでカールを付けるというより、まずしっかりクセを伸ばすようにブローすることが必要、カールを付けるのは仕上げ段階で軽く。パーマは必要ないって人も多い
って訳で、この意識があるとなかなかうまくいかないブローも少しは変わるのではないでしょうか?
今日はちょっと年配の方向けのブログでござーした。お母さんに教えてあげてね☆