乾いた髪と濡れた髪、カラーリングをするならどっち?
箕面美容室ファインモーグル宮島です。
カラーリングをするとき、髪は濡れていたほうがいいのか?それとも乾いていたほうがいいのか?疑問に思う人もいると思うので、今回はそんなブログにします。
これね、はっきり言ってどちらもほぼ同じなのですよ。仕上がりは変わりません。なのでどちらでもOKが正解です。ただし、厳密に言うとすこ~~~しだけ違いが出ると個人的には思っています。
ドライの状態でカラーリングするときは
濡れているときのカラーリングは施術する側としては塗りやすいので早いですし、カラー剤の量も少なくて済むし、ムラも出来にくいのでやりやすいのはやりやすいのですが、やはり発色が悪い(ような気がする程度)と感じることもあります。
水分を含んでいる分、薬液が薄まるのは事実なので、やはり発色が多少は変わると思います。
なので、白髪染め目的で根元の色をしっかり入れたい場合やダブルカラーで色をきっちり入れたいときなど、
ガッツリ
と思う場合は必ず乾かしてからカラーリングをするようにしています、わたくしの場合。それ以外は濡れていてもOK。先ほども書きましたが、結果仕上がりがほとんど変わらないのです。
濡れているときのカラーリングは
なんだかんだで、今の時点では「カラーリングがキッチリ染まるなら乾かしてからが正解じゃないの?」と思うかもしれませんが、濡れているときのカラーリングにもメリットはあります。
先ほども書きましたが、濡れているときのほうが薬剤を塗りやすいので、早くスムーズに仕事が進みますし、髪が絡まったりすることも少ないので髪への負担も減らせます。
カラー剤が全体に浸透しやすいので、色ムラが出にくいのもウェットカラーの特徴です。発色は少し悪いようなことはありますが(そんな気がする程度)、そこはカラー剤を調合するときに調整できるので、濡れていると色が入りにくいと思っている人も大丈夫かと思います。
というわけで、わたくし個人的には、
白髪染めのリタッチとダブルカラーのときはドライで塗布しますが、それ以外はウエットでもOK。というのが細かく言えば正解かと思います。