黒染めしていますが、明るくなりますか??に答えてみる
箕面美容室ファインモーグル宮島です。
たまに質問頂く「黒染めしていますが、明るくなりますか??」に答えてみようと思います、今日のブログ。
ご存知ないかたのためにまず解説しておきますが、髪は一度カラー剤で黒く染めると、次に明るく染めようと思っても明るくなりません。それがカラー剤の性質です。もちろん、同じ黒髪でも染めていない状態であれば普通に明るくなります。
なので、先に答えをいうと
黒染めしている人は明るくなりません
と断言しておきます。黒染めは後先のことも考えてするようにしましょうね。ということで今日のブログが終わりそうなのですがww、せっかくなのでもうちょい書いてみます。
黒染めしている人が明るくする方法
徐々に時間をかけて明るくする
さっきも書きましたが、黒染めをすると明るいカラー剤を使っても明るくはなりません。ただ、厳密にそうかと言えばそうでもなく、かなり明るめに調節することで多少は明るくなることはあります。
ただ、思い通りにコントロールすることはとても難しく、ありがちな失敗として、根元の新生毛(黒染めしたあと生えてきた髪)は明るいカラー剤を使ったためかなり明るくなったが、それ以外の既染部(すでに黒染めしている髪)はそんなに明るくならず、根元だけが明るくなってしまうようなことはよく聞く話です。
既染部に出来る限り明るめのカラー剤を塗布し、その仕上がった明るさと同じくらいに根元を調整してカラー剤を塗布する。これを何度か繰り返すことによって徐々に明るくしていくのが基本的なやり方です。
リスクとして時間がかかりますが、一番現実的な黒染めから明るくしていく方法なので、慌てず騒がずじっくり明るくしていって下さい。
ちなみに黒染めをしてすぐの人と、半年とかかなり時間が経っている人とでも違いがあり、時間が経っている人のほうが明るくなりやすいと思います。
ブリーチを使う
もう一つ手っ取り早い方法がブリーチを使うことです。
黒染めからカラー剤では髪は明るくなりませんが、ブリーチを使えば話は別で一発である程度明るくすることができます。ただ、ブリーチで明るくなってもそれで終わることはできません、黒染めからブリーチは明るくはなりますが、明るくのなり方が残念ながら綺麗ではないので、何度かブリーチを重ねることも必要かもしれないし、ダブルカラーももちろん必要になってくると思います。
なので、コストがかかるのと髪に負担がかかるのにも理解が必要です。
というわけで、先ほども書きましたが、黒染めをするときは先のことをよく考えて慎重に。
簡単と思いがちですが、黒染めこそとても難しい技術なので、必ず美容室でね。