今のカラーリングの色味を消したい場合はどうするといいの?
箕面駅前美容室ファインモーグル宮島です。
昨日カットに来て頂いたマダムは、「自分で毛染めするとちょっと赤っぽくなるのよね・・」なんておっしゃるので、「それなら黄色系の色味のカラー剤を使えばいいんじゃないですか?」なんていうと、えっ!そうなの!?なんておっしゃるので、ちょっと色味についてお話させていただきました。色味ってものがあるってのを知らなかったみたい・・。
まぁ、こんなこと言っちゃうとマダムにはちょいと失礼かもしれませんが、カラーリングに色味があるっていうことはほとんどの人が知ってると思うし、特にこれ読んでもらっているかたならご存知かと思います。ただ、そう思ってお客さんの施術に取りかかっちゃいけないなぁなんて思いましたので、今日は簡単に色味の話。
カラーリングの色味ってとっても奥が深いものだと思うんですよね。だから色味のことって細かく説明するとあれもこれもってなっちゃうので、今日はマダムのようにこういう色味になるのが嫌なのよね。って場合の解消法を説明します。カラーリングの色味に関しては色んな考え方があるので個人的見解です、悪しからず~。
ちなみに昨日はカラーの明るさの話書きました。⇩
カラーリングの明るさって?○トーンは具体的にどれくらいの明るさなのか
シンプルな色味の考え方
先ほども書きましたように一番シンプルに考えるなら赤系がイヤな人は黄色系、逆に黄色系がイヤって人は赤系の色味にするのが最も分かりやすい考え方です。これで一件落着する場合も多いと思います。
もうちょっと突っ込んだ考え方
ただ、最近は色んな色味があるので、もう少し突っ込んだ考え方も必要で、
自分が消したい色味に対して反対色(補色)を使う
ことが考え方では必要となってきます。
反対色とは
まず
- 赤
- 青
- 黄色
がありますよね。例えばこの3つのうち赤と青を混ぜるとします。そうするとできる色は紫。3つのうち、今チョイスしなかった色は黄色で、その黄色と赤青を混ぜた紫は反対色となります。
赤の反対色は残りの青と黄色を混ぜた緑。青の反対色は残りの赤と黄色を混ぜたオレンジ色。反対色、お分かりいただけましたか?
なので、もう少し突っ込んで考えると、黄色系の色味を消したい場合は紫系の色味。赤系の色味を消したい場合は緑系の色味になるんですよ~。これが今現状の自分の髪の色味を消すときの考え方です、ご参考に。
ってわけで、色味はこんな考え方で消していくってこと、僕らは考えているのです。ただ、実際施術って難しいので、色味までこだわるなら美容室でカラーリングしてもらった方が賢明ですね。
冒頭のマダムも「次は毛染めもしてもらうわね」ってお帰りなられましたのよ、オホホ。。