髪に使う「トリートメント」の役割を徹底解説してみた件
箕面駅前美容室ファインモーグル宮島です。
髪に使うトリートメントとは?・・
何となく傷んだ髪を修復するものってイメージですよね。例えばシャンプーなら髪を洗う洗剤って皆さんが一致していると思いますが、この「トリートメント」は色んな解釈があるので、一人一人によって様々な認識があるんではと思います。今日は簡単にトリートメントを解説したいと思います。いまさら聞けないトリートメントとは?
傷んだ髪が傷んでいない髪に変わるわけではない
先ほども書きましたが、トリートメントは傷んだ髪を修復するイメージを持っている方も多くいます。ですが、トリートメントで髪が修復するわけではありません。残念ながら傷んだ髪が健康な傷んでいない髪に変わることはないのです。
まぁ、冷静になって考えてみると、傷んだ髪が少しお金かけるだけで、塗るだけで元の状態になるんなら、
- 傷んでいるところはカットする
- パーマ、やカラーリングの回数をある程度制限する
- ドライヤーやヘアアイロンをガンガンあてたりしない
など、こんな常識は必要ないわけです。ガンガンパーマあててカラーリングして、家でもドライヤーに時間かけて、傷んだからって美容室いって毛先を切ってもらう必要だってありませんw。でもそんなことしてたら大変ですよね。
分かりましたか??残念ながらトリートメントで傷んだ髪が治ることもなければ、ちょっとでもマシになったりすることもないのです・・。
トリートメントの必要性について
じゃあトリートメントはなんのために使い、そしてそれは必要なのか?ってことになります。個人的見解を言わせてもらうと答えは「必要」で、それなりに役割があるのです。
ツヤを出す
まず必要という理由のひとつに「髪にツヤを出す」ことが挙げられます。髪のツヤは年齢を重ねるごとになくなりますが、髪が傷んでもなくなってきます。そのツヤをトリートメントで出すことによって髪の見た目の綺麗さ、そして若々しさを保つことができます。
いつも言っていますが、白髪が見た目老けてしまうのと同様に、髪にツヤがないのも老けて見られてしまいます。
手ざわり、クシ通り
髪が傷むともつれやすくなり、手ざわりも悪いし髪を梳かすのにも時間がかかり引っかかって切れ毛を作ってしまったりします。それを防ぐのもトリートメントの役割。
髪がロングの人は手ざわりクシ通りをよくすることはこれ以上髪を傷ませないようにするためにも重要です。傷んでいるといえどトリートメントを使って手ざわりクシ通りをよくすることはとても重要です。
髪をコーティング
髪にクセのある人は湿気によって膨張するという特徴があります。その湿気を含み過ぎないために、トリートメントの油分で髪をコーティングし、湿気からの膨張を防ぐ役割があります。
逆に乾燥しがちな髪には、その髪の水分量を逃がさないように閉じ込めて保湿する役目もあります。トリートメントには乾燥や湿気のバランスを整える役目があります。
まとめ
というわけで、傷んだ髪が治るわけではないんだけど、いろんな役目があるので、トリートメントはちゃんと使うようにしましょうね。
「アウトバスタイプ(洗い流さないもの)」「インバスタイプ(お風呂用)」「美容室で施術するタイプ」と種類もあります。美容師さんに相談して、うまく使い分けて下さいね☆
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