稼げる美容師と稼げない美容師の差とは何なのか??
箕面駅前美容室ファインモーグル宮島です。
今日は先日読んだ記事からその感想を・・。美容師もキャバ嬢も個人個人指名してもらって仕事をさせてもらうっていう点ではある意味共通するところがあります。ファンあってのお仕事。
「稼ぐキャバ嬢は挨拶をしない」 年商10億円・女社長が断言【歌舞伎町流「欲望のすヽめ」】
読んだのは上記の記事、お時間ありましたらどうぞ。
タイトルでいきなり「挨拶しない」なんて書いておられまして、世間の常識的に「そらあかんやろ」って思ってしまいますし、まぁ個人的にも自分の周りに挨拶できない若い子がいるなら徹底的にできるようにしようと思いますが、そういう話ではなく簡単に記事の内容を説明すると、どういう方向を向いているかで稼ぐキャバ嬢と稼げないキャバ嬢が分かれる・・みたいな話です。
デキるキャバ嬢のベクトルは、いつも「わたし」を向いています。お客さんがどうすれば喜ぶかを考え抜き、彼らの満足度を上げるため、情報収集をマメに行います。
また、同伴や指名を取るにはどうしたらいいか、ほかのキャバ嬢の接客姿勢を見て学びます。売り上げを高める方法を、先輩から聞き、ときには見て盗んだりします。
陰口を叩かれたり、誹謗中傷を言われてもあまり気にしません。他人のfacebookやInstagramを見て、自己嫌悪に陥ったり、鬱になったりすることとも無縁です。私は「わたし」だから、他人の人生と「わたしの人生」を比較したりしません。
上の引用がデキるキャバ嬢。稼げるキャバ嬢は自分のほうを向いてると書かれています、納得。周りを気にせず、いかにお客さんを喜ばせて、売り上げを上げるかそこに集中。他人にどう思われようとも関係ありません。
反対に、ダメなキャバ嬢のベクトルはいつも「他人」を向いています。
店の人に気に入られるために媚を売ったり、先輩にイジメられないよう必死で挨拶をしたり、「お客さんを奪った」と陰口を叩かれないために無難な接客に終始したりします。必死な姿をダサいと思っているので、「ナンバーに入りたくない」と宣言もします。
他人のご機嫌取りに1日の大半の時間を奪われるので、真面目に仕事に取り組むことすらできません。
毎日、「あの人にどう思われたか?」ばかり気にして、心を消耗し、お客さんや同僚が放った何気のない一言に振りまわされます。その挙句、心を病んで、店をやめてしまうので、元も子もありません。
で、こっちが稼げないほう。自分ではなく他人を向いています。先輩やら同僚やらを勝手に自分の中に巻き込む「かまってちゃん」ww。よく思われたい、悪く思われるのはイヤ。まぁ分からんではないけど・・。
若い美容師さんも「稼げる」を目指してほしいと思う
これ読んで率直に思ったのが美容師も同じで、先輩や後輩、店長、オーナーなどの顔色ばかり窺っているスタッフはスタイリストとして仕事がなかなかできないのに対し、どうすればお客さんが喜ぶか考えるようにしているスタッフはちゃんと指名を取れるってことです。
例えば練習ひとつにしてもそう。先輩から「ちゃんと技術の練習をしなさい」と言われ黙々とやるとします。そのときその先輩に怒られないよう、その先輩に褒めてもらえるように練習するのか?それとも一人でも多くのお客さんに喜んでもらえるように考えて練習するのか?どちらがいいかは言わなくっても分かりますよね。
ただ、先輩に「良く頑張ってるね」って言われたい。みたいに考えている人もそれなりにいるんじゃないかな?なんて思います。
オーナーは稼げる人が欲しいに決まっている
わたくしも一応立場はオーナーです。スタッフもいるわけですがどんなスタッフが理想かってそりゃ「稼いでくれるスタッフ」に決まっています。最初に挨拶できないスタッフならちゃんと出来るように徹底的に指導すると書きましたが、自分が思っているよりよほど稼いでくれるスタッフならそんなこととやかく言わないんじゃないかな?なんて思います。(多分)
そういう自分なら周りも刺激を受けるし、稼げないのは他人を向いてると書きましたが、しっかり自分を向いてると他人や周りとの関係も良好になるはずです。
もう一度言います、オーナーは稼いでくれるスタッフが欲しい、「こんだけ稼いでいるんだからこんだけの給料が欲しい」くらいのこというスタッフが欲しいと思っています。
今日紹介させてもらった記事の稼げるキャバ嬢のように、周囲にいちいち左右されずしっかり自分を向く。他人のことばかり見ていないで、お客さんはどうすれば喜んでくれるのか、そのことを真剣に考えることに重きを置くことが美容室で働くスタッフには必要なんではないでしょうか。
そんなことを感じた今日この頃~~。