箕面駅前美容室ファインモーグル宮島康記のブログ

意見を言うのかそれとも聞くのか。バランスが大切な美容室でのカウンセリング

   

箕面駅前美容室ファインモーグル宮島です。

「あなたはバスのボタンを押す人ですか??」

突然なんやねん?って質問ですが、何となくこんな質問ひとつでもちょっとした性格が分かってしまうって話でして・・。

「人任せ」それとも「率先して行動」

ちょい具体的に言うとバスを降りるとき、降りる手前のバス停を過ぎ去ったらすぐにボタンを押して降りることを自分から意思表示するのか、それともしばらく様子見して他の誰かがボタンを押すのを待っていて押してくれればそれでOKと考えるのか?みたいな話。

先日お客さんと話ししてて、「今度キャンプに行くんですけど完全に人任せなので、どこにキャンプに行くとか全然分かってないんですよね~」なんていうから、わたくしそのお客さんに「バスのボタンは押さない人ですか?」って聞いたら「はい、その通りです」なんて答えが返ってきましたw

ついでに「じゃあ、友達と焼肉行ったとして、基本肉をひっくり返さないで、誰かが焼けた肉を皿に入れてくれるの待ってますね?」って聞いたら案の定、「はい、その通りです」って言っていましたww

仕事に置き換えてみる

勝手に自分の仕事に置き換えてみます。美容師がお客さんのスタイルを作る場合、まずカウンセリングをします。まぁ、とっかかりとしては「どんな感じにしましょうか」みたいに入っていくことが通常かと思います。

その後、あれこれ話をして具体的なことを決めていきますが、その際、

  • ある程度美容師としてプロの提案を受け入れてもらえるようにするのか
  • お客さんの意見は大切として全面的に受け入れるのか

もちろん、場合によって色んなケースがありますが、先ほどの例えである「性格」が大きく左右される場合があります。どちらがいいとかではなく、お肉をひっくり返す人か、皿に入れてくれるのを待っている人かの性格の違いで美容師の考え方も違うってこと。

シーソーの真ん中に立つのが理想だと思う

まぁ、スタッフを指導する立場としましては、「シーソーの真ん中に立て!」です。バスのボタンを積極的に押す人がいなければ、自分が率先して積極的に、ボタンを押す人がいるなら快く譲るって感じでしょうか?

一対一のカウンセリングの場合、お客さんの意見を聞くだけ、あるいは自分の意見を言うだけでなく、お客さんの性格を出来るだけ判断し、バランスよく話や悩みを聞くことが大切だと思います。「ここはあなたの意見でいきましょう~!」とか、「そこはわたしの意見を聞いてくれたほうが絶対可愛くなるよ!」とかを臨機応変バランスよくね。

皆さんの担当美容師はどうでしょう?

この人!ってかかりつけの美容師さんがいるなら特に今日の話はどうでもいいことかもしれませんが、上手く自分の意見を受け入れてくれたり、時には「そこは任せて下さい!」なんて丸投げ出来たり、そんなことに関してバランスのいい美容師ってあなたの髪を理想に近づけてくれると思います、ご参考に!

まぁ、一度試しに聞いてみてはいかかでしょう?「あなたバスのボタンを押しますか?」ってねww

 

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