美容室で「お任せ」するときのルールについて。お任せってアリなのか?
箕面駅前美容室ファインモーグル宮島です。
美容師として、お客様とカウンセリングしていると時折言われるのが「お任せで!」みたいなこと。
個人的におまかせは大歓迎です、はい。イヤっていう美容師さんもいるでしょうけどね。お客さんからしても、何て伝えたらいいかよく分からないとき、一言「お任せ」で自分の理想のヘアスタイルになったら、それに越したことはないですよね。
ただし、「お任せ!」って言うにも多少のルールがあると思っていますので、今日はそんな話。
ある程度担当してもらっている人にしよう
僕の馴染みのお客様の中にも、「ほぼお任せ」の人や「完全にお任せ」の人もいます。ただしこの場合の条件は、もう何年も通って下さっている馴染みの常連様であるということです。
こちらもそのお客様の好みや逆にNGをそれなりに分かった上での「お任せ」。もちろんお客様もこっちの作るスタイルを何となく分かって下さっている。そんなちょっとした信頼関係みたいなものがあるからこその「お任せ」だと思います。
ちょっと具体的に言うと、そういう人にいきなりロングからショートにバッサリ!みたいなことはしません。基本は前回の施術と同じようにする。で多少短めとか長め、あるいはカラーだったら色味を少し変えるとか、ちょっと明暗を変えるとか。そんなことがお互い暗黙の了解で分っているからこそのお任せだと思います。さすがにガッツリイメージ変えるようなことするなら、お客さん自身もちょっとは意見すると思うし、こっちもいろいろ説明するはずです。
お任せはおこ最近何度か担当してもらったことがある美容師さんに限定することが賢明です。
ある程度漠然としたことくらいは自分で決めよう
今書いたように、勝手を知った美容師さんならそれなりにお任せしても大丈夫かと思いますが、初めて&数回、あるいは久々に触ってもらうような美容師さんの場合はちょっと慎重になった方がいいかもしれません。お任せしたところでどんな風になるか検討もつかないし、お任せって言った以上、自分のイメージと違ったとしても文句も言えませんもんね。
触ってもらったことの少ない美容師さんにお任せする場合は、分かりにくい細かい部分だけをお任せし、大まかな部分は自分で決めるっていうのがベストかと思います。
大まかな部分っていうのは、例えばすその長さとか。肩より長い髪の人がいたとして、その人が髪を5㎝きりたいのか10cm切りたいのかである程度全体的なことも変わってきます。それくらいの大まかなことは自分で決めるのが賢明です。
- すその長さはどのくらいにするか?
- 前髪はどうするか?
- カラーの場合、今より明るくか暗くか今と同じくらいか?
などなど・・。自分で決めれる範囲は自分で決めて、その希望をちゃんと伝えましょう~。それもよく分からないってときは美容師さんの意見もじっくり聞いて、決して半ばあきらめ気味に”丸投げ”状態の「お任せ」にならないようにねww
それでも「お任せ!」って言葉が出てきそうなときは「お任せします」ではなく「お任せしてもいいですか?」と聞いてみましょう。その美容師さんによっての対応があるはずです。
あと自分で分かる範囲「NG」も伝えましょう~!あれはイヤだ!とか、こうはしたくない!とかちゃんと伝えていれば、自分の好みに近づきやすくなるはず。
というわけで、美容室での「お任せ」のルールについて。参考にして下さいまし。