美容室で使うオキシって??知っていると”ツウ”ぶれますw
箕面駅前美容室ファインモーグル宮島です。
昨日のブログで、美容室でカラーする大きなメリットの一つに、
一人のお客様でも薬剤を使い分けたりして細かい仕事をする。
みたいなことを書いたのですけど、
その中でも今日はオキシ(2剤)のことにちょっとだけ触れていきます。
カラー剤は塗布する直前に「1剤」と「2剤」と混ぜ合わせて調合します。
簡単に説明しますが、1剤は明るさと色味を決めるもの。
これぐらいの明るさにしたいとかこんな色味(赤系や黄色系など)にしたいってときに、どれをチョイスするのかっていうのは1剤の違いです。
それに対して2剤は元の髪色からの明度を上げるもの。
黒髪から明るくしようとすると、まず元の黒髪の色を抜いて明るくしないといけないんだけど、それをするのが2剤の役割。
カラーを塗布すると、
「まず2剤の効果で髪色が明るくなっていき、その後選んだ1剤の明度、色味に変化していく」
と、簡単にいうとそんな感じ。
で、市販のカラー剤では(美容室のもだけど)1剤の種類はたくさんあります。ドラックストアの商品棚見ても色んな種類がありますよね。明るめだったり暗めだったり色味もいろいろありますよね。
これに対して、2剤は全部一緒。
市販のカラー剤で2剤の使い分けはありません。(のはず)
でも美容室ではその2剤も数種類使い分けているのです。
リフト力(髪が明るくなる力)が上がるものと、そこまで上がらないもの。
リフト力が強いとやっぱ傷みが出やすくなるし、かと言って弱いとお客さんの思う色にならないかもしれない。
リフト力の強いものをオキシ6%、弱いものをオキシ3%なんて言ったりします。
ちなみに市販のカラー剤はリフト力の強いのを使っています。
まぁ、一般の人にとってはそんなことどうでもいいですよね。綺麗に染めてくれりゃそれでいいと思うのですが、結構細かくやっているんですよ。ってまぁプロですからねww
美容室でオキシ6パーとか3パーとか言うと”ツウ”ぶれますww