美容室でのカウンセリングの進め方と、ボブとレイヤーの違い特徴をまとめてみた
今日ご新規のお客様させてもらって、改めて一般の人がしてみたいスタイルを美容師に伝えることって難しいんだなぁ~なんて感じました、はい。確かに難しいですよね。
美容室行ってヘアスタイル決めるときの打ち合わせ的なもの、「カウンセリング」ですが、
それってすごく苦手・・。どういうふうに伝えたらいいかわからない??
って人のために、ちょっと解説してみようと思います。今日はカットのことに限ります、あしからず~。
まず裾の長さを決める
まず裾の長さをどこまで切るか決めましょう。
自分の姿を正面から鏡で見てサイドの長さがありますよね。
人によっていろいろです。肩に髪がかかっている人もいれば、アゴラインや耳たぶちょっと見えてるくらいの短めって人も。
まずそこの部分をどれくらいの長さにするのか決めるのが最初の段階です。
例えば「アゴラインの長さを耳がギリギリ隠れるくらいの長さまで切る」だとか、「肩に付いている髪を肩に付かないくらいの長さにまで切る」とか。
ショートの人なら例えば「耳半分でるくらい」なんて言い方すると分かりやすいかと思います。
もちろん「裾の長さを5cmくらい」とかそんな伝え方もありです。ちなみに髪は一か月に1cmくらい伸びるので、3か月放置した髪を前回カットしたくらいの長さにしようと思ったら3㎝ってことになりますね。
まずは、裾の長さをどこくらいまで切るのかを決めるのがスタイルを決めるときの第一歩ですので覚えておいて下さい。
「だん」をどうするのか決める
それが決まれば次はだんを入れるのか入れないのかを決めます。
ただ、だんって単純に入れるか入れないかを決めるもんでもありません。どれくらいだんを入れていくのかってことを決めないとね。ちょっと入れるとか結構いれるとかそんなこと。
だんを入れていくスタイルをレイヤー、そんなにだんを入れないスタイルをボブって言います。聞いたことありますよね。
細かいだんの入れ具合っていうのは担当する美容師さんの個性というかセンスの部分になるかと思うのですが、
- だんを入れる→レイヤー
- だんを入れない→ボブ
ってことが分かっていれば少しは伝えやすくなるかもしれませんね~。
画像は下記より
画像見ると何となく違いって分かりますよね。ボブはアゴラインくらい、レイヤーは長めのスタイルが多いけど、長さがどうってことではありません。(だん入れない肩下ロングはあまりボブとは言わないけど・・。多少例外もありかな)ボブとレイヤーの違いはあくまでだんが入っているかそうでないか。
ボブの特徴は
- 重めのスタイル
- 毎日の手入れがそれなりに楽
- 動きはそんなにでない
- まとまりやすい
- 前下がりとの相性がいい
って感じです。
レイヤーの特徴は
- 軽いスタイル
- 動きがでる
- 広がりやすい
- 毎日の手入れは慣れれば難しいこともないけど、最初は戸惑うかも
- 前下がりはバランスが悪い
って感じ。
だから、例えば「ボブがいいんだけど軽い感じで!」とか「動きがほしいんだけどまとまりやすく!」とか、よく分からずに矛盾したことついつい言っちゃうと美容師側も一瞬戸惑うのですよww
ただ、もちろん美容師もそこはプロ。一瞬??ってことになっても、うまくその人なりにアレンジして素敵なスタイルを作ってくれるはずですが、一応基本としてボブとレイヤーは”対”になるものなので、ちょっとそこは覚えておくとカウンセリングもスムーズにいくんじゃないかな、なんて思います。
ちなみに今日のお客様はボブっぽくしました。カラーリングもオーダー頂いていたので、先にカラーしてその間にちょっとスタイル悩んでいいですか??ってことだったので、その間ヘアカタログいろいろめくっておられました。
指すスタイルはどれもボブだったので、好みはボブっぽいスタイルだなって解釈、からのカット。喜んで頂いたと思いますよ、はい。写真頂くのを忘れたのだけが失敗ww
まぁ、よく分からなかったらヘアカタログとかネットの画像を活用するのも多いにありですよね(^^)