箕面駅前美容室ファインモーグル宮島康記のブログ

皮膚トラブルを防ぐためにやっておきたいパッチテストって??

      2015/11/04

  箕面駅前美容室ファインモーグル宮島です。

最近ちょこちょこテレビなどでニュースに上がっているカラーリングのかぶれなどの問題。

確かにカラー剤は髪にも頭皮にも負担がかかり、人によってはかぶれの原因になることもあります。

ただ、やっぱり白髪がどうしても気になるしって人もいれば、黒髪は重く見えるし明るい色にしたいって人もいるし、そういう意味でカラーリングができないって言うのも現実的ではありませんよね~。

実際に、カラー剤でアレルギー性のかぶれを起こす人はかなり稀です。 僕たちも毎日カラー剤を使ってお客様と接していますが、トラブルになることはほとんどありません。

ただでも、ホントにカラー剤は大丈夫なの??と心配な声がお客様からもたまにあがります。

カラー剤のことについて、いろいろ書いてみたいと思っていますが、それはまた後日詳しく書くとして、今日はとりあえずカラーしたいけど、今の私はカラーリングしても大丈夫なの??って、ちょっと迷っている人はこれやっておきましょう~って話。

パッチテスト

パッチテストって聞いたことあります??

あるよって人の方が多いかと思いますが、一応簡単に説明しますと、カラーリングをする前にそのカラー剤によってかぶれなどを引き起こさないかチェックするためのテストです。

本来カラーをするたびにこのパッチテストを行うのが基本なのですが、ほとんどの美容室ではやってないっていうのが現状です。

一番の理由は時間がかかることです。

実際行うこと自体は5分もかからないくらいで終わるのですが、その後48時間様子を見ないといけません。

パッチテストが完全に終了するまで約2日かかります。

美容室行って、「ではパッチテストします。また二日後(48時間後)カラーしましょうね~」なんて言ったらみんな困ってしまいますよねww

だからパッチテストをしないっていうのが暗黙の了解で定着していますが、本来は毎回するのが望ましいです。

ちょっとでも皮膚トラブルのことが気になるって方は美容室でそのことを伝えると快くやってくれると思いますので、ぜひやってみましょう。

できればカラーする日の2日前に美容室に行ってパッチテストするのが理想です。先ほども書きましたが、所要時間は5分もかかりません。

実際の手順

皮膚科など専門期間に行くと、その成分単位で検査してくれたりしますが、素人にはちょっと無理。なので実際はその製品を使って行います。

  1. 一剤と二剤を混ぜ合わせ、実際使用するカラー剤を5g~10gくらい作る
  2. 腕の内側のやわらかい部分に作ったカラー剤を、一円玉くらいの大きさに塗る。
  3. バンドエイドやコットンなどを上からかぶせて30分放置
  4. 30分経ったら綺麗に洗い流す

簡単ですね。 それから経過をみます。

  1. 洗い流したとき(30分後)
  2. 24時間後
  3. 48時間後

反応が出る場合、24時間後までに出るのが90%ですが、残りの10%くらいは反応が出るのに48時間くらいかかる場合があります。

それで特に皮膚トラブルがなければカラーリングしてもOKで、問題なくカラーリングできることになります。

まとめ

先ほども書いたように、美容室でも気軽にやってくれますし、市販のカラー剤を使う場合でも手順は簡単なので、ぜひやりましょう~。

今まで定期的にカラーしてて全然問題なかったって人も、突然皮膚トラブルが出しまうって人もいますので、理想は毎回ですが体調の変化などに合わせてたまにはパッチテストは行うようにするのがいいかと思います。  

 - カラーリング, 頭皮や髪の悩み