髪をくくるデメリットとは、髪を引っ張ることにはちょいとご注意を
肩より髪が長いって人は、時間のないときや家にいるときなんかに髪をくくっていると何かと便利ですよね。
家事をするときや子育て中の主婦の皆さんにはこの上ない髪のまとめ方だと思います。
ところで、先日お客様から「ずっとくくってたけど、もう髪が薄くなるからくくるのやめます。短く切って下さい。」って言われました。
髪をくくると引っ張る力によって髪が抜けやすくなり、薄くなってしまうのか??その話ってホント??
牽引性脱毛症
結果から言うと、髪をくくり続けていると薄くなる可能性があるんですよね。そういうのを「牽引性脱毛症」って言うんですよ。
牽引性脱毛症は髪をくくったりエクステしたりで髪を引っ張ったりし続けていると、おでこが後退したり、生え際が薄くなったりと、脱毛してしまう現象です。
髪を引っ張り続けるっていうのはよくないことなんですね。
牽引性脱毛症(けんいんせいだつもうしょう)とは、髪を長時間きつく束ねたり、縛ることが原因の脱毛症になります。 髪を強く引っ張られることで、だんだんと髪が細くなり生えなくなっていきます。 分け目が目立ってきたり、髪が後退してきたという方は要注意です!
ほとんどの人は、「そう言われても、別に気にならないし・・」って思うかもしれません。
たしかに今すぐどうこうって話ではないと思います。ただ、何年後、あるいは何十年後にそういうことが現実ないとは言い切れないので、いつも髪を引っ張る状態にしているって人は、少し気にする必要があるかもしれませんね。
血行不良
長時間髪を引っ張り続けていると、血液の通いが悪くなって血行不良になります。血行不良って体のあらゆるところに悪影響を及ぼすんですけど、もちろん髪の成長にも悪影響ですよ。
血行不良で頭皮に栄養が行きにくくなって、結果健康でしっかりした髪が生えにくくなる。そればかりか抜け毛などの原因にもなりますよ。そりゃ困りますよね、ご注意を。
毛根に負担
髪の毛がずっと引っ張られていると毛根に負担がかかります。負担がかかるだけならいいんですけど、エスカレートしちゃうとそこから炎症なんかも起こす可能性があるのですよ。
すると、当然髪にも影響します。抜け毛も起こりやすいし、最悪もうその部分からは髪が生えてこない可能性だってありますよ。そりゃ困りますよね、ご注意を。
くくるのがやっぱ好き
どうしてもくくるのがいい!とか、とにかくラクだからやめられない!とか、いろいろ考え方はあるかと思いますが、そういう場合はくくる位置をマメに変えるとか、フロント(前)の生え際の負担を減らすために、前髪を短く切ってそこだけおろすようにするとかちょっとした工夫があったらいいんじゃないって思います。
一日置きにくくるようにするとか、家にいるときだけとか、夜だけとかそんな感じにルール決めるのも一つ。
この際だから巻き髪なんかにチャレンジするのもいいかもww
話が少し変わるけど、”分け目”だってずっと同じところで分けていると、そこがなんとなく薄くなった気がするって人もいます。そうなる前に分け目も気分転換、いろんなところで分けるとそんな悩みの解消になるのと同じですね。
まとめ
まぁ、脅すわけじゃないんですけど、くくったりエクステを過剰にやる過ぎると、もしかして遠い将来、困ったことになるかもしれません。
髪をくくるだけで、必ず薄くなるってことはないと思います。ですが、髪を引っ張っているってことはあまりいいことではなく、どっちかって言うと避けた方がいいことだと思います。なので、その辺はほどほどに~。