成人式で振袖を着るときに必要なもの一式について
2019/01/05
箕面美容室ファインモーグル宮島です。
前回成人式の準備について少し書きまして・・。ヘアスタイルについての話だったのですが、今回は着物の準備について少し書いてみましょう。
そろそろ成人式です。事前準備は怠りませんように
成人式の着物の準備について
ヘアスタイルについては、どんなスタイルにするか美容師さんといろいろ相談することはあっても、髪飾り以外の準備は基本必要ありません。ですが着物の場合そうはいきません。
来月成人式に出席する予定のお嬢様が着物をまだ用意していないなんてことはないと思いますが、いろいろ小物も必要ですので、ここで確認しておきましょう。
振袖を着るときにいる持ち物
着物と帯、バックに足袋と草履なんかがいるのは見た目でもわかると思います。
ただそれだけでなく、着物の下に着る長襦袢(半衿を付け衿芯を通したもの。半衿は事前に、衿芯は直前につける)とさらにその下に着る肌着のような役割の肌襦袢が必要になります。
- 着物(重ね衿を付けるのが望ましい)
- 長襦袢(事前に半衿を付ける)
- 衿芯
- 肌襦袢
- 草履、足袋、バック
- ショール(寒い時期)
着物を着る前、肌襦袢を着てその上に長襦袢を着ることになりますが、そのとき必要なのが補正用のタオル。タオルは4枚くらいあれば十分ですが必ず必要です。
その補正タオルが落ちないように留めておくものが「腰ひも」やガーゼ。こちらも必要です。腰ひもに関しては補正だけでなくいろんなところで必要ですから6本くらい用意するのが理想です。
長襦袢は最後に伊達締めをして終わりですので、伊達締めも用意しましょう。
- 補正タオル(4枚)
- ガーゼ(2メートルくらい)
- 腰ひも(6本くらい)
- 伊達締め(長襦袢用と着物用に2本)
長襦袢を着終えるといよいよ着物を着ることになります。先ほども書きましたが腰ひもは着物のときも数本は使います。それと着物の上半身部分を留めるのにコーリンベルトというものを使いますのでそれも必要です。
で、伊達締めをしてあとは帯。
- コーリンベルト
帯を締める際、振袖の場合は帯を華やかに留めるための「三重仮紐」というものが必要になります。それ以外にも帯の中に入れる「帯板」(大小1枚ずつ)、帯を補正するために使う「帯枕」。帯枕を隠し、帯全体をふんわりとつくる「帯揚げ」。帯にアクセントをつけ華やかにし、帯の形を崩れにくくする「帯締め」が必要になります。
帯の中や帯の周りには、いろんな小物が必要になってくるんですよね。
- 三重仮紐
- 帯板(大小1枚ずつ)
- 帯枕
- 帯揚げ
- 帯締め
帯だけでなく、帯締めや帯揚げは様々なデザインがあり全体の見映えも変わりますので、とても大切ですね。
というわけで、必要なものを着物を着る順に紹介していきました。あと帯はこんな結び方にしてみたいって希望があれば事前に打ち合わせで伝えるようにしましょう。