箕面駅前美容室ファインモーグル宮島康記のブログ

色素入りシャンプーはどんな色があるの?に答えてみた

   

箕面美容室ファインモーグル宮島です。

「ムラシャン(紫シャンプー)」がある程度知られることで認知され始めた「色素入りのシャンプー」。

ムラシャン以外、他にはどんな色のシャンプーがあるの??と聞かれることがちょこちょこありますので、ここでまとめてみようと思います。

色素入りシャンプーのこと

話は変わりますが、色素入りシャンプーのことをよく知らない人のためにここで簡単にまとめておきます。色素入りシャンプーはその名の通り、特定の色素が入ったシャンプーのことを言います。

カラーリングをすると必ず「褪色」します。褪色とは染めたときに比べ、色落ちして髪が少しずつ明るくなる状態のことを指しますが、「カラーする前のビフォーの状態が明るい」のと「明るめのカラーにする」と、特に褪色は早く起こります。

その色落ち(褪色)を少しでも遅らせるために使うのが色素入りのシャンプーです。

色素入りシャンプーの中でもよく耳にする紫の色素が入った「ムラシャン(紫シャンプー)」。仮に髪を紫に染めたとすれば、その紫の色落ちを抑えるために効果的ですが、ムラシャンはそれともうひとつ大きな役割があります。

それは、「黄色味を押さえる」ことです。

ブリーチで明るくした髪が褪色すると、日本人の髪質の場合、黄色く(もしくはオレンジっぽく)なってしまいます。その黄色味を消すのに黄色の補色(反対色)の紫の色素を入れることにより黄色味を消す効果があるのです。

カラーリングに興味のある人は覚えていて損はありません、黄色の補色(反対色)は紫です。黄色味を消すのにムラシャンは有効です。

というわけでここまでまとめると、色素入りシャンプーの役割は、

  • カラーの褪色(色落ち)を遅らせる
  • 黄色味を押さえる(紫シャンプーの場合)

です。ムラシャンについて詳しくは下記をどうぞ!

よく聞く「紫シャンプー」の特徴とは

で、今日の本題。どんな色の色素入りシャンプーがあるか?をまとめてみます。

色素入りシャンプーは6種類

色素入りシャンプーは今日現在調べたところで全部で6種類ありました。(多分あってると思う・・w)

  • シルバー
  • ピンク
  • 茶色

その中でもポピュラーのが「紫」次いで「シルバー」「ピンク」です。ちなみに先日髪を緑にしている人から「緑シャンプーはありますか?」と聞かれましたが、現時点ではありません・・。

紫シャンプー(ムラシャン)

色素入りシャンプーで最もポピュラーなのがムラシャンです。ムラシャンの最大の効果は褪色によって出やすい髪の黄色味を抑えてくれることです。

髪色がアッシュやベージュの色味にも適していますし、ブリーチを複数回している人は白っぽさを出すのにも有効です。

シルバーシャンプー

髪色がアッシュ系やグレー系ならムラシャンよりシルバーシャンプーの方がより色持ちします。黄色味がどうこうよりとにかくアッシュグレーにこだわるならこっちで。

ピンクシャンプー(赤シャンプー)

髪色が赤系やピンク系ならピンクシャンプーでカラーを長持ちさせます。ピンクシャンプーは他の色素入りシャンプーと比べて色が入りやすいので普通のシャンプーと混ぜて使うなど、初めは様子見しながら使ったほうがいいかもしれません。

アッシュ系の髪色にピンクシャンプー使うとほんのりピンクアッシュになります。

赤シャンプーは出しているメーカーが少ないのであまり一般的ではありませんが、ピンクよりもっと赤が濃いシャンプーになります。ピンクで物足らなさを感じるなら赤ですかね。

黒シャンプー、ブラウンシャンプー

黒くカラー(白髪染め)をするとほとんど褪色もしないので、黒シャンプーを使わなくても色持ちはそこまで左右されませんが、一応黒シャンプーは暗い白髪染めをしている人の色持ち効果があります。根元に生えてきた白髪は黒シャンプーだけでは綺麗に白髪は隠れませんので、あくまで補助的なものとして使います。

ブラウンシャンプーも普通にブラウンに染めた人の色持ち効果があります。普通のカラーでも褪色が早いと感じる人は使ってみるのもいいと思います。

というわけで、褪色が気になるなら気軽に自分に合う色素入りのシャンプーを使ってみましょう~。

ただし、色素入りシャンプーは髪にいいシャンプーかと聞かれるとそうではありません。肌に合わないという人も普通のシャンプーを使うよりリスクがあります。その辺も理解して使う必要があります。

 - シャンプー, ヘアケア商品紹介