カラーチャートを使いこなそう!カラーチャートの注意点
箕面美容室ファインモーグル宮島です。
カラーチャートはカラーリングの色に迷ったときに非常に便利な指標になります。どの薬剤を使うとどういう髪色になるのか一目瞭然でとても使い勝手のいいものですが、少し注意点もあるかと思いますので、今日はそんな話。
暗めの色は色味がでにくい
カラーチャートを見ると「アッシュ系」や「パープル系」など流行りの色から定番の色までたくさんあってとても華やかに感じますが、基本的には明るめにしないと色味というのはそこまで感じられません。
実際、仕事や学校などの関係であまり明るいカラーができない場合、暗めの色にするとそこまで色味が感じらず、チャートの色味はとても理想的だったのに・・・。となるケースもあります。暗めのカラーはチャートのそれよりあまり感じられないこともあると覚えておきましょう。
名前に惑わされない
最近は「アッシュ系」と聞いて悪いイメージを持つ人はほとんどいません。「私もアッシュ系の髪色にすれば可愛くなれる!」って、まぁ間違いではありませんが、カラーの名前先行で実際の色がよく分からないのにイメージだけでやってしまうと後悔するかもしれません。
カラーチャートによく分からない名前や意味の分からない言葉、専門用語などが表記されている場合はちゃんと美容師さんに確認して理解するようにしましょう。
ビフォーの髪色のことをちゃんと理解する
そして一番大切なのがこれです。
あなたの現在の髪色や髪質によって同じカラー剤を使っても色の出方が人によって変わります、それもカラーリングの特徴です。チャートで理想の色が見つかったとして、その薬剤を使うだけでその理想の色になるなら苦労はありません。
「これくらいの色にしたい!」と希望を伝えるのはそれでOKですが、「今の髪色では理想には近づきにくい」とか「できない」とかの可能性もありますので、カラーチャートだけで判断せず美容師さんとしっかり話をすることも必要です。
カラーチャートはとても便利で必要なものですが、今日書いたことも考慮しながら使うようにしたいですね。