美容師がパーマを断る理由とは
箕面駅前美容室ファインモーグル宮島です。
先日パーマしてってお客さんに対して、「やめときましょう」と断った例がありまして・・。まぁ、わたしもお客さんも双方納得しての判断だったので、特に揉めることなくすんなりいきましたが、パーマを断る理由って??
もちろんお客さんはパーマをあてたいって思って来て頂いています。こちらとしても意に沿うようにさせてもらいたいってのも当然思うわけですし、売り上げのことだったりもあるわけです。
でもやっぱ、断らなくってはいけないケースもあります。
傷んだ髪、髪のコンディションの問題
皆さんの中にも髪が傷んでるからパーマやカラーするのに抵抗があるって考える人は多いと思います、髪が傷んでいるのは美容師がパーマを断る一番の理由です。実際上記に書いたお客さんもこれが原因でパーマするのをやめてもらいました・・。
ブリーチしている人
基本的な考え方としてまず「ブリーチをした人」は避けるのが基本になってきます。ブリーチでも部分的ではなく全頭ブリーチやカラーリングを頻繁にやっている人などはパーマしないほうがいいと判断されるケースも多いので注意が必要です。
縮毛矯正している人
カラーやブリーチだけでなく縮毛矯正を定期的にやっている人も注意が必要で、基本的に縮毛矯正をやっている人はパーマをかけれないという意見をもっている美容師さんが多いです。縮毛矯正によってダメージがある人がパーマするとチリチリになってしまう危険性があります。
髪質の問題
髪質によってもパーマしないほうがいい場合があります。
クセの強い人
まずひとつはクセの強い人。クセが強い人はあまりパーマしたいとおもわないかと思いますが、余計な広がりも出ますし、あてないほうがいいというよりは必要がない、というのが正しいかもしれません。スタイル的に意味がない場合が多い・・。
髪の細い人
もうひとつは髪の細い人。極端に髪の細い人はパーマの傷みに耐えれない可能性もありますし、実際思ったようなデザインのパーマにならない可能性もあります。傷んでいない状態なら何とかなるかもしれませんが、カラーをしていたりする場合は特に避けるほうがいいかもしれません。
美容師がパーマを断る理由
これ読んでもらうとほとんどの人は納得してくれるんではないかな~なんて思うわけなんですが、なかにはどうしてもパーマしたいって人もいるかもしれませんよね。
もう一度パーマを断る理由を書いておくと、
- 髪が薬剤に耐えられない
- 希望のスタイルにならない
- 手入れも大変
ってことなんです。髪が傷んでいるのにもっと傷むっていうのは想像できますが、希望のスタイルにならないのも大きな理由でして、傷んでいる髪はパーマしようがストレートにしようが言うことを聞いてくれないってことをよく覚えていただいてればと思います。
ヘアスタイルに関して、美容師なら何でも出来るって誤解されている人もいるかもしれませんが、できることとできないことがあるのはお忘れなく。どうしてもあてたいって美容師さんに無理いっても結果的には満足する結果にはならないってほぼ断言できるかと思いますので、いうことは聞いておいたほうが無難です。
パーマしなくっても素敵なスタイルはできるんですから、パーマをあてることではなく素敵なスタイル作りをするというのを優先して意識してもらえればと思います。