マット系(クレイ系)ワックスの特徴と使うのに向いてる人の話
箕面駅前美容室ファインモーグル宮島です。
くどいようですが、先日「マット系」とはカラーリングにおけるグリーン系の色味ですよ。って話をブログに書きました。美容室におけるマットとは玄関や脱衣所に敷くものではなく、カラーリングの色味であると話したのですが、実は美容室で使うマットにはもう一つあります。
それはヘアワックス。
マット系のワックスと呼ばれるものがあります。ここ最近”マット”って言葉がやたら出てくるこのブログですので、ついでって言ったらなんですが、今日はマット系ワックスの話を書きますww
マット系(クレイ系)ワックス
「マット」と辞書で調べると、敷物というのともう一つ、下記のような意味になります。
光沢のないさま。つや消しにしたさま。「マットな仕上がりの口紅」
マット、と表現される物にはラメ・パールが入っていない(または、ほとんど入っていない)ため光らずツヤのない印象となります。
光沢がないと聞くとなんだかイメージがあまり良くない印象ですね。マット系(クレイ系)のヘアワックスはその意味通り、仕上がりに髪のツヤを意識したものではありません・・。
ツヤは期待できませんが、マット系(クレイ系)ワックスの一番の長所はヘアスタイルのキープ力、すなわちスタイルの持ちがいいのが特徴です。ヘアスタイルがいつの間にか崩れて困るって人はもちろん、猫毛、細毛、軟毛の人にも使いやすいと思います。
今のワックスではキープ力が物足らないと感じているなら、マット系のワックスを使ってみるのがいいかもしれませんね。
髪が長い人は不向き
ヘアスタイルをガッチリキープしたい人には持って来いのワックスですが、使うのに不向きなもいます。それは髪の長さがそれなりにある人です。ガッチリキープするワックスのため、かなり硬めの仕上がりになりまして、指も通らないようになる場合が多いのです。そのためマット系ワックスを付けると髪の長い人のサラサラ感なんかは完全になくなります。そういう人には不向きですね。
ヘアスタイルが崩れやすくて猫毛、細毛、軟毛の人に使いやすいのは書いた通りですが、長さ的にはショートの人が向いています。まっ、男の人向きのワックスかもしれませんね。
ウェーブスタイルに使うなら
長さはショートがいいと言いましたが、ミディアムやロングでも使う人はいます。ただその場合、スタイルはストレートで使うのではなくウェーブスタイルで使います。ミディアム&ロングでのウェーブスタイルの持ちをよくさせたい人は、ちょっと難しくって上級者向きですが、使うとやはりキープ力は違いますので使ってみては。うまくするちょっとしたコツは必ず濡れた状態でワックスを付けることです。
まとめ
繰り返しになりますが、
ツヤはないがキープ力は抜群
なのが、マット系(クレイ系)のワックスの特徴です。ちょっと使い勝手が難しく、上級者向けですが、ショートのメンズや、ウェーブスタイルではそのキープ力を発揮して、ナイスなお供になるかと思いますのでおススメです。詳しくは美容室などで聞いて下さいまし。使いこなすにはちょい練習も必要かもですww
というわけで、今日はこの辺で。おススメなのは今日の写真のこれかな。