カラーリングの色味”マット系”のことを知っておこう
箕面駅前美容室不ファインモーグル宮島です。
美容室で”マット系”と言われてもピンとこない方が結構多いので、今日は”マット系”について簡単に知って頂こうと思います。
マットといっても玄関や脱衣所の床に敷くアレではありませんww辞書で調べるとマットとは敷物の他に「光沢がない」などの意味もあるそうです。
[形動]光沢のないさま。つや消しにしたさま。「―な仕上がりの口紅」
ただ、美容室で使う「マット」とは敷物でも光沢がどうこうでもなく、カラーの色味のことを指します。
最近、髪を染めるカラー剤には色んな色味が出てきました。従来のイエロー系(黄色)やレッド系(赤)、オレンジ系の他、今年1年を通じてとっても人気だったアッシュ系などなど。
多種多様な色味の中に「マット系」も存在するのですが、簡単に言うとマット系はグリーン(緑色)に近い色味になります。
ここ大事なとこなのでもう一度ww
マット系とはグリーン系ですよ(^^)
なぜグリーン系とは言わずマット系というのかはよく分かりませんが、髪をミドリっぽい色味にしたい場合はこのマット系の色味を使うことになります。
写真は非常に分かりにくいかと思いますが、上が普通のブラウン系に対し、下がマット系です。違い何となくですが、分かってもらえると思います。ちなみに、毛束の下半分は白髪100%に入れた場合、鮮明に色が出ますが現実的ではありませんねw
イエローやレッド、オレンジなどの暖かみを感じる色味を暖色系といい、その反対でミドリやブルー、パープルなどを寒色系といいます。今年人気だったアッシュ系は寒色系に分類され、同じく寒色系のマット系もアッシュ系までとはいいませんが、結構人気があります。一度試してみてはいかがでしょう?
赤味を消すのに最適なマット系
日本人の髪は赤味のメラニン色素を持つ人も多くいます。髪を明るくしたとき、思ってたより赤っぽかったって経験をした人も多いんじゃないでしょうかね。
マット系は赤系の色に対しての補色(反対色)になるので、赤味がイヤだ!赤味を消したい!って人にはマット系を使うのがとても有効です。
というわけで、今日は、
- マット系とはグリーン系のこと
- 赤味を消したい場合に使うととても効果的
と覚えておきましょう。それだけ覚えれば、マット系が理解できたのでは?と思います、たぶんww