乾燥の時期、手荒れ防いでいきたいですね~。原因と対処法の話
今週の後半からは一段と寒くなる見たいですよ。
寒くなると乾燥がすすみ、それによって最近はスタッフの手荒れもちょっと気になってきた・・・。
手荒れってホント辛いですもんね。皆さんもお気を付け下さい。
手荒れの原因
手荒れの原因で一番多いのが水仕事によって起こる手荒れです。
手には皮脂膜っていう保護膜がありますが、美容師をはじめ水をよく使う仕事をしている人は、水仕事によってその皮脂膜をどんどん取っていくことになり手荒れが起こりやすくなります。
美容師以外にも飲食店の店員さんや主婦にも起こりやすい原因ですね。
それと水よりお湯の方が要注意ですよ。
夏場ならまだいいのですが、冬になると水ではなくお湯をよく使うようになりますよね。
食器などを洗っているとよくわかると思いますが、油汚れは冷たい水よりお湯の方がよく落ちます。
でもそれと同じく、皮脂膜もお湯の方がよく落ちますからね~。
乾燥にも注意です。水使って皮脂膜が少なくなって、さらに空気が乾燥するとダブルで手荒れの原因になります。
空気が乾燥すると水分が蒸発して潤いがなくなり、皮膚バリア機能の低下によりかぶれやあかぎれなどを起こしやすくなります。
ピキっと割れたヤツ、あれは見てるだけでも痛くなってきますもんね。
さらに僕らの仕事のように色んな薬剤を使うことによっての手荒れもあります。
普段の生活で、あまり特殊な薬剤を使うってことはないとは思いますが、人によっては皮膚科にかからないといけない重い手荒れを起こす場合もあります。
とここまでが手荒れの原因。
手荒れを防ぐ対処法
僕がとりあえずスタッフにいうのは、
「てぇ洗うなよ」です。”出来る限り”とか”極力”とかが言葉の冒頭につきますが・・ww
手荒れを起こし始めたとき必ず気を付けてほしいのがこれなんですよ。もちろん衛生的にはマメに手を洗った方がいいのは皆さんお分かりかと思うんですが、こと手荒れを起こしてしまったときには必要以上に手を水やお湯に浸けない。
これは鉄則です。手荒れに気になっている方は必ずこれ守って下さいね。
こんなこと言うと怒られるかもしれませんが、トイレ行った後も手洗わない!くらいの気構え必要ですww
最近は除菌もできるジェルなんかもありますから、そんなのも活用しましょう~。(あっ、でもこれも使いすぎには注意ですよ)
それと水使うときにできる限り手袋を使うって言うのも心がけないといけません。
「手袋使うと感覚がおかしくなる」とか「手袋使うと慣れないから難しい」って何かの作業をする上で、そういったことあるかもしれませんが、手荒れを悪化させないほうがよっぽど大事だと思います。
食器洗うときなんかも必ず使う方がいいです。ファインモーグルでも積極的に手袋を使うって方針は一貫しています。
ハンドクリームも保湿を謳っているものを積極的に使いましょう。
乾燥した皮膚は、表面が荒れて小さなキズがたくさんついているのと同じ状態です。保湿の基本はワセリン基剤(プロペトなど)・亜鉛華軟膏で、肌の状態が回復するに従ってヘパリン類似物質(ヒルドイド、ビーソフテン)や尿素軟膏(パスタロン、ウレパール)、サリチル酸ワセリンなども併用します。
上記の引用に書かれているような成分のものが、手に入ればベストかと思いますが、いろいろ自分に合うもの探してくださいね。
まとめ
水やお湯を極力使わず、乾燥を防ぎ保湿を心がける。意識すると幾分変わってくるかと思いますので、ぜひ参考にして下さい。
ちなみにスタッフに、
「手洗ったなら、すぐにおでことか鼻の側面に浮き出た自分の脂を手に付けて!」って言いますww
アホらしいかもしれませんが、これもあながち間違いではありません・・・・かもww