カラー剤を洋服などに付けないために注意していること
箕面駅前美容室ファインモーグル宮島です。
カラー剤って洋服に付いちゃうと、基本取れないんですよね~。だからお客さんの洋服に絶対に付けないように美容室では細心の注意を払います。(まぁそれでも過去付いてしまった苦い経験もあるが・・)
首元は厳重にガード
一番注意するのは首の部分。襟の高い服を着ている人はしっかり中に折らせてもらったりして、その上からラップを適度な大きさに切って襟にかぶせます。で、タオルかけてクロスかけての厳重体制。それでも不安なときはより厳重に2重にブロックするようにします。
そこに不安がある状態ではカラー塗るのも不安になります。
手袋で余計なものは一切触らない
ハケを使ってお客様の髪にカラー剤を塗布するとき以外、カラー用の手袋では他に何も触らないように心がけています。例えば、カラー塗り終わった後、頭にラップをかけたりすることがあるのですが、そのラップの箱を触るのも手袋を取ってからです。ラップの箱~それを置くワゴン~ワゴンに置いた他のもの~いろんなものに伝染していく可能性があるからです。当然と言えば当然ですね。
もちろん手袋にべったりカラー剤が付いているときは論外ですが、手袋には全然付いていないと思ってもです。付いていないと自分では思っていても思わぬ部分に付いているってこともありますからね。素手だとそれも感覚で分かると思うのですが、手袋はそんな感覚も鈍ってしまいますので、「カラー塗り終わったら洗ってすぐに手袋を取る」は鉄則です。
ハケの置く場所を決める
上の写真と下の写真、違いはよく見ると分かるかと思いますが、ハケの先端部分がワゴンからはみ出しているかそうでないかです。カップとハケは場合によって塗布した後、そのまま置いておくことがあるのですが、そうすると写真上の状態だととっても危険。
美容室ではシャンプーするときにシャンプー台に移動することが何度かありますが、その移動の際にワゴン横を通過した場合、はみだした先端部分がもし体に触れたら・・。先端部分には薬剤が付いて残っている場合があります。そうすると、当然カラー剤が服に付いてしまいますよね。
ちなみにですが、このちょっとしたことを怠っちゃうことで、美容師自身も服にカラー付けちゃうことがあります。過去「気を付けなさい」ってスタッフが入るたびに百万回くらい言いましたwww。ちょっとしたことなんですけど、ちょっとしたことが大切なんですよね~。
ってことで、美容師はカラー剤がお客さんの頭と髪以外には付いちゃうことのないよう、いつも集中して注意しているのですよって話。カラー剤服に付いて得する人いないからね・・。