箕面駅前美容室ファインモーグル宮島康記のブログ

子供のカットを自分でしたい!失敗しないカットの仕方

   

hairdresser-659139_1920箕面駅前美容室ファインモーグル宮島です。

美容師がお客様の髪を”綺麗に切る”ってのは普通っちゃ普通ですが、その技術は一般の人にはなかなかできません。そりゃそうですww

美容の世界に限らず、プロの技術を一般の人が簡単に出来てしまっては商売上がったりですが、今日はプロのカットとそうではない人が切った場合の違いを簡単に解説。どうすればカットがうまくいくのかってのも書こうと思います。場合によって、お子さんやおばあさんのカットを家でするって人はぜひ参考に☆

ただ、今日のブログ読んで参考になった!って思って頂いても、練習しないとやっぱ難しいのも事実でございます・・ww

失敗しないカットの考え方

例えば、家で誰かに切ってもらったとして「ガタガタになった」てな話はよく聞きますが、なぜガタガタなのか?です。それは言い換えると「つながりがない」とも言えます。髪の長短が急に発生して、文字通り「ガタンガタン」ってなっている、なだらかな長短でない。そこが一番の違いなのですよね。言葉で言うのは難しい、見るほうが早いww

カットの展開図です。

キャプチャ2

頭から上や横に向かって伸びている線は、髪を逆立てたと仮定したものなのですが、この先端(いわゆる毛先)の部分が前髪から襟足まで繋がっているのですよ。分かりにくいんじゃないかと思って赤で書いたラインは僕が付け足しました。線が若干いがんでますが、そこはご愛嬌ww 

ちょっと個性的なヘアスタイルは除きますが、どの部分を逆立てて引っ張ってみても、その状態で毛先のラインが整っています。それがプロのカットで、それが出来ていないのが「ガタガタになった」カットなのですよ。

横(サイド)はこちら。

キャプチャ3

髪をくしで上に上げながらカットされた経験ってほとんどの方がおありかと思いますが、それってこの展開図のように上に引っ張ったときに、毛先のラインが整うように考えてカットしているんですよね。

  • 前髪の長さ
  • サイドの長さ
  • トップの長さ
  • 襟足の長さ

この4点の長さを具体的にちゃんと決めて、あとは展開図のように全体を繋げていけばカットはプロが切ったようにうまくいく。

簡単な説明ですが、カットの理論はこうなんですよね。こう聞くとなんだか出来そうな気が・・ww

あとはさっきも書いたように、考えたことにちゃんと手(ハサミ)が動くように回数を重ねるだけ!・・・・ってなかなか普通の人はそんな機会ないんでしょうけど、ぜひ子供のカットを自分でしたいって人はご参考にww

 

美容師さんが使っているハサミって、下記のものと比べてゼロがひとつ多いくらいのお値段するものがほとんどかと思いますが、こんなのでもたまになら充分使えそうです。

 - つぶやき, カット