箕面駅前美容室ファインモーグル宮島康記のブログ

「量が多い=すく」で解決ではありません。「量をすく=何でも解決」でもありません

   

hairdresser-1098831_1920箕面駅前美容室ファインモーグル宮島です。

昨日のサロンワークは「髪の量をすく」ってことをちょっと考える日になりました、久々にねww

「髪が多いからガンガンすいといてください」ってお客様がいて、もちろん「多い=すく」で解決!と思いがちなのはよく分かりますが、実はそうでもありません。

確かに、全体的にボリュームがなくなった感じになって効果がよく分かるって人もいるし、実際自分で触ってみると少なくなって満足いくって人もいるかと思います。

ただ、だからと言って髪の量自体が減るわけではないし、すくことによって不揃いになる髪はブローしにくかったり、まとめにくかったりするのも事実です。

根元は量が多いままなのに毛先ガンガンすいてヒョロヒョロでは、バランスが悪いって言うのは何となく想像できるかと思います。

じゃあ根元までガッツリすいちゃったらいいんじゃないの??って思いました?

これしちゃうとね、根元すいて短くなった髪がピンピン跳ねてくるんですよ。

想像してみて下さい。

粘土を使って細い棒のような形を作ったとします。その棒を手で支えながら机か何かの上に立たせたとします。短かかったらピンと立つのですが、一定以上の長さになると、フニャっと折れ曲がってしまうって想像できますよね。

それと同じで髪はそれなりに短いと立ちやすくなり、あまり短く根元からすき過ぎるとピンピン跳ねて収拾がつかなくなるのですよ。

もうお一人、「クセが強いから、すくとクセが直る(マシになる)んじゃないの?」ってお客様がいらっしゃいました。

「髪をすく=何でも解決」ではありません。まぁ、何かにすがりたいって気持ちは分からなくもないですが・・。

髪をすくと長さの長短ができるため、まとまりにくくなります。

まとまりにくいって言うのはカッコよく言うと「動きが出る」とも言えます。

髪の動きが出るってなんかカッコよく聞こえますよね。なので動きをわざと出すためにすいたりすることもあるのですが、クセの部分をすくと余計に動きが出で・・・ではなく、余計にまとまらなくなって、全く思ってた通りの形でなくなることになるかと思います。

クセで困ったと感じているならストパなど、もっと別の方法で解決いないといけませんよね。

で、ぜひおすすめしたいのは「量をすくという判断は美容師さんに任す」ということです。

私の髪なのに「あーしろこーしろ」なんて言われたくない!!って言われれば、それもごもっともなんですけど、さっきもいったように「すきゃ何でもOK」ってことは断じてありませんので、信頼できる美容師さんならあなたの髪を最良の方法でいい感じに導いてくれるはずです。

って書いて、何となく以前にもこんなこと書いたよなぁ。なんて思っていたらやっぱ書いてましたww

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髪の量って自分で決めるのは難しい。お任せするのが一番です

 

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