「たったちょっとのこと」なんだけど、「たったちょっとのこと」がとても大切なのですよ
箕面駅前美容室ファインモーグル宮島です。
スタップがお客様をセット面にご案内して座ってもらったときに、そのお客様から
「ちょっと横向いてるわよ」って指摘を受けていました。
美容室の椅子って、まぁお店によっていろいろですが、ファインモーグルの場合は360度回ります。
この状態で座ってもらってから、椅子を回して鏡のある正面を向いてもらう。
スタッフは普通に正面になるよう椅子を向けたつもりが少し斜め向いてたってわけです。
僕はいつも言ってるというか思っていることがありまして、美容師は細かいことにこだわらないとダメって思っています。「そこまで細かくしなくたって」って言われるくらいがちょうどいい。
例えばお客さんの施術が終わったとき、お客さんの顔にちょっと毛が付いていたとします。
このとき、しっかりその毛を「○○さん、ちょっとお顔に毛が付いてるから取りますね~」なんて言って「あら、そう。お願いね~」なんていうのは全く問題ありません。というか普通です。
スタッフの方が細かくこだわっていて、逆にお客さんは特に気にもしていない。これならまぁOKなのですが、でもこれが逆だったら・・・
「ちょっと!顔に毛が付いてるのが気になるから綺麗に取ってよ~!」ってなって、慌ててスタッフが「スイマセン!」なんて言いながらお顔の毛を取る。
これってダメな一例ですが、お客さんの方が細かくって、スタッフの方が大雑把というか意識が足りないというか、そんな状況だと必然的にそうなりますよね。
美容師だけに限らないと思いますが、常にこだわりを持って細かいところまで気を配って施術やケアをしないと、お客さんはもちろん見ていますし、指摘してくれる人ならまだいいとして、言わないだけで心の中では思っているって人も確実にいるはずです。
「そこんとこ、もうちょっとこうして欲しいのにな~」「気付かないのかな~」って。
先ほどの椅子の話の場合、人によってはたった椅子が数センチ正面を向いていないだけって思うかもしれませんが、そのたった○○が!っていうのがもしかしたら、「あの美容師は大雑把だ」「あんな人に私の髪を任せて大丈夫だろうか?」と思われるかもしれません。
「たったちょっとのこと」をしっかり気付いて細かく施術やケアをするのか。それともちょっとくらいならいいと思うのか、あるいはちょっとくらいのことに気付かないのか。
たったちょっとだけどこの差はものすごく大きい~!そこんとこは日ごろからしっかり意識して改善しよう~!
って今日のブログはスタッフや若い美容師さんに向けて!
なので、興味ないって方はスルーして下さい!ってここまで引っ張っといてそれここで言うんかい!!(笑)
失礼しました~m(__)m
ではまた~(^^)