箕面駅前美容室ファインモーグル宮島康記のブログ

脱毛の仕組みが解明されたって話。薄毛脱毛は解決される日が来るかもね

   

箕面駅前美容室ファインモーグル宮島です。

いつも朝起きたらヤフーニュースを開くのがちょっとした日課ですが、ざっくり流していたらこんなニュースを発見。

毛穴の小器官が消失=高齢化で脱毛、仕組み解明―必須物質も発見・東京医科歯科大

年を取ると毛が薄くなり抜けてしまうのは、毛を生み出す幹細胞が老化し、毛穴の小器官「毛包(もうほう)」が次第に縮小して消えてしまうためだと分かっ た。東京医科歯科大や米ニューヨーク大などの研究チームがマウスの背中の毛と高齢女性の毛髪で解明し、5日付の米科学誌サイエンスに発表した。

「なんで髪薄くなるんですか??」とか「僕って将来ハゲますか??」とか・・。

一応美容師ですからね、時折こんなふうに聞かれるのですよ。

この発表は東京医科歯科大の西村栄美教授らの研究によるものです。教授ですよ、教授。

箕面でこじんまりと美容室やっている僕に分かるわけありまへん(笑)

でも、今日このニュース読んでとっても嬉しかったし、なんかハレバレした気分になった。お客さんにまた同じような質問受けたら言ってやるぞ!自分が調べたことのように言ってやるぞっ!www

で、こんなことも言っておられます。

幹細胞の老化を防ぐには、細胞と基底膜を結び付ける「17型コラーゲン」が必須であることも発見。東京医科歯科大の西村栄美教授らは17型コラーゲンの分解を防ぐ物質を探し始めており、西村教授は「5年から10年の間に薬ができれば」と話している

抜け毛を防ぐには「17型コラーゲン」が必要なのだそうです、はい。この発表の一番すごいところはこの17型コラーゲンが必須であるってことが分かったってことかもしれません。

ですが、残念ながら現在17型コラーゲンはスーパーにもコンビニにも売っておりません。

なら、美容室では・・って残念ながら美容室にもありません。

17型コラーゲンがどこにも売っていないのなら、コラーゲンたっぷりのすっぽんやフカヒレなどの食事や、肌に直接付ける美容商材でよくあるコラーゲンなんかをたっぷり頭に付ければいいんじゃないの??って・・・。

残念ながら、コラーゲンを多く含む食品を食べたり肌に塗ったりしても17型コラーゲンが増えるわけではなく、脱毛防止効果はないみたいです。 同じコラーゲンという名でも別物と考えてよろしいかと思います。

これから何年もかけて17型コラーゲンの分解を防ぐ薬を研究開発されるとのこと、ぜひ期待して待ちたいですよね。美容室行ったら気軽に買えるようにww

で、もひとつこんなことも

毛包の縮小は男性ホルモンによる男性型脱毛症に特徴的な現象と考えられていたが、高齢化でも進むことが確認された。早期に17型コラーゲンの分解を防げば、毛を長期間、維持できるという。
 毛包では幹細胞が自ら増殖するとともに毛を作る細胞を供給しており、通常は毛の成長と脱毛、休止のサイクルを繰り返している。しかし、年を取るとDNAの損傷を修復できなくなり、17型コラーゲンが酵素で分解されてしまう。
 その結果、毛包の幹細胞が本来の能力を失って表皮の角化細胞に変わり、毛包自体も次第に縮小し消失する。17型コラーゲンが分解されると、毛髪を黒くする色素の幹細胞も枯渇して白髪になる

それと気になったのが、”毛包の縮小は男性ホルモンによる男性型脱毛症に特徴的な現象”って部分ですが、僕もアホながら脱毛はホルモンバランスが問題だと、そう考えていました。

女性でも薄毛なのは、その女性が人と比べて男性ホルモンが多いとか、逆に男性でも髪フサフサなのは、その男性が人と比べて女性ホルモンが多い、見たいな考え方。

でも、この話によるとそうではなく高齢化で進むということ。「ホルモンだよ」って僕が言ってたの聞いたって人スイマセン(笑)

ここではホルモンを完全否定しているわけではないかと思うのですが、もしかしたら違うかもしれませんww

先ほども書きましたが、つけたり飲んだりするだけで脱毛が止まる、あるいは薄くなった髪がまた復活する。

そんな薬が早くできるように期待して待ちたいと思います。

ってそんなこと、このブログ書きながら思っていたら、美容ディーラーさんがウイッグ持ってきてくれました。皆さんご存知(??)のフォンテーヌのです。はい、仕入れました、美容室ですもの(^^)

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まぁ、ウィッグもおしゃれには必要ってことで・・(笑)

試着はお気軽に☆

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