箕面駅前美容室ファインモーグル宮島康記のブログ

カラーリングの明るさって?○トーンは具体的にどれくらいの明るさなのか

   

textile-548716_1920箕面駅前美容室ファインモーグル宮島です。

ヘアカラーの明度(明るさ)って僕ら美容師は数字で表します。数字は上がる度に色も明るくなり、例えば”8”より”10”の方が色は明るくなります。単位はトーンあるいはレベルと言い、8トーンとか8レベルと言った具合に表します。

カラーの色見本」などで検索して画像を見れば色んなチャートが出てきて、その数字がどれくらいの明るさなのかパッと見だけでとても分かりやすいのですが、写真は直接見るのと微妙に色が違ってたりもするので、今日はそのトーンがどれくらいの明るさなのか、テキストだけでイメージが湧くように書こうと思います。

ただ、カラー剤はメーカーによって同じトーンでも少し違っていたりもしますので、その辺はちょっとアバウトかも?ww 自分でカラーをする人や初カラーの人、ヘアカラーのことを少し細かく知りたい人はご参考に☆

1~3トーン

ほぼ真っ黒に染まります。そこまで黒くしなくてもいいじゃん!って思うくらい黒くなりますww そこまでしなくてもって思うこともあるけど、稀に真っ黒がいいって人もいるんですよ。金髪くらいに染めてから、場合によって黒くしないといけないってときには黒くしたあと色が早く抜けやすいので、真っ黒で染めて色持ちよくするっていうのもひとつの方法です。

4、5トーン

自然な黒髪がこれくらいです。白髪染めたくて別に明るくはしたくないって人はこれくらいが普通に自然な色で落ち着きます。もちろん明るくしたあとの黒染めにも使えます。

6、7トーン

日本人の平均的な地毛の色よりちょっと明るい程度。7トーンくらいに染めれば「あれ?ちょっと髪明るくなった?」って人に気付かれるくらいの明るさになるかと思います。根元が生えてきたときの、いわゆる”プリン”って状態も色の差がそこまで鮮明にでないくらいの明るさなので、これくらいが程良い感じって思う人も多い明度です。白髪染めにも問題なく使えます。白髪は染めたいけど暗くはしたくないって人向き。

8、9トーン

ここまでくればそれなりに明るい髪色になります。色味(黄色や赤、アッシュなど)が綺麗に出やすくなる明るさでもあります。赤系やアッシュ系などのちょっと濃い目の色を入れると少し暗め、逆に黄色系などを入れると明るくなり、色味によって雰囲気もそれなりに変わります。人によってはギリギリ白髪染めにも使えます、明るめの白髪染めはここら辺が限界。

10~12トーン

金髪ちょい手前の結構明るい髪色になります。8,9トーンよりももっと色味が鮮明に出ます。色んな色味を一番楽しめる明るさかもしれませんね。ただここまでくると職場や学校では禁止されている場合も多いかも?w 残念ながら白髪染めには適しません。

13、14トーン

毛染めで出来る明るさの限界の色です。人によっては金髪くらいに明るくなる人もいます。これ以上明るくしたい場合にはブリーチを使うことになりますが、ブリーチは使いたくないって人もそれなりにいるかと思います。ブリーチ使わず明るさの限界ってこれくらいのトーンになります。目立ちたいならこれくらいのトーンでいってみてはいかが??周りの反応もガランと変わるかもしれませんが、そこは自己責任でwww

まとめ

というわけで、カラーのトーンってこんな感じだよ!っていうのが分かってもらえましたでしょうか?個人的に、写真でなく言葉だけでもそれなりに伝わるかな?なんて思いながら書きました。まぁ、実際は一人一人同じ色を使っても微妙に違ったりもするしビフォーの髪色によっても全然変わったりもするので、やってみないとイメージって湧かないかもしれませんが、何となく掴んでもらえたらって思います。

関連参考ブログ⇩

ブリーチ剤を使わずヘアカラーだけで限界の明るい色

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